パンドラの夢

ブランド: PAJAMAS SOFT
やっぱりというか何というか。一本道の終わりは一つです。
うー…… 確かに、あそこからまた別の可能性を探ろうとすればよくある奇蹟の大安売りとなり一気につまらなくなってしまうのはわかる。それでも、喉の奥に取れない小骨が刺さったかのような物足りなさを感じ感動という形で昇華しきれないのは何処かまだ納得しきれない部分があるからだと思います。
だって……お話の中でぐらい、ハッピーエンドが見たいじゃないですか とかじゃなく、幕を引く時は全部を綺麗にしてからにして欲しいなと。ループ中に喰えるヒロイン以外のキャラクタは引き立て役同然で、しかも抱えているものを手放せた時点までしか描かれてません。シナリオの構成 (途中、つまみ喰いできるけど最終的にはヒロイン一筋) としては YU-NO に近いと思いますが扱いはちょっとよろしくない。
演出に関しては、久々に凝った既存のものには無かったものを見ました。PC 上で馴染みの薄い縦書きという形態を最も効果的に使える演出手法が漫画だとは。縦書き特有の問題である視点位置についてもちゃんと考慮されていた事もあり、読みにくさは感じませんでした。
問題点は OP と中盤以降の内容の差異が激しすぎることでしょうか。

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