僕と、僕らの夏

ブランド: light
コンプ……したはず。
表ルートで不足していた故郷や郷愁といった要素は裏で補完、つーやり方ですね。狙いまくりな表ルートとの対比としてもこれは良いかと。最後には不思議といい気分になりました。
初回限定特典 (light 作品に通常版など存在するのか知らんが) のラジオドラマはどうやら、マスターから落としたものではないようです。ノイズがちっと気になりました。内容はほぼシナリオ一本分の要所つまみ食い + αで、クリア後に聞くべきもんですね。
当初は荘厳とか大仰とか思っていた BGM も改めて聞くと素晴らしい出来です。何言ってるのか聞こうと思わないと全く分からない主題歌も最高です。はい、人間なんてこんなもんです。音楽負けを予想していたのに、それにちゃんと見合うだけの本編があったのですから。
私は十分気に入ったし、お金分の価値は得られたと思うので出来には満足しています。少ないはずのイベント CG 数に不足感を感じないぐらいテキストが好みでした。よって後は気に入らないツッコミどころの指摘。
まずシステムが既読判定無し、選択肢セーブ不可、さらにセーブエリア数少なすぎ、と現在主流の ADV システムに真っ向から反発する仕様でどうするんでしょう。せっかくテキスト量の多い作品なのに既読判定無しや選択肢でのセーブ不可というのは致命的欠点です。
次はテキスト描写と CG の一部相違。発注しないのが大人の事情か、そこまでする必要性が無いと判断したのかはわかりませんが、無いよりは有った方が良いです。そしてまたテキスト絡みというと、スクリプトミスによる音声の不一致、台詞中一部単語の相違、誤字脱字といった定番どころは外せません。タイトル画面ですらスペルミスかましてますし。
纏めると、外注部隊を支えるべき light の不手際が多いということに……なるかな。脚本を早狩氏に任せたのは正解だったのに、このツメの甘さはやはり light 。
でもまさか今年最初の当たりが light 作品になるなんて未だに信じられん。

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