プレゼンス 体験版 Ver.1.0

ブランド: CLOCK UP
恐らく、イベントで配布された体験版の fix 版。ついでに OP ムービーにも修正が入ってます。修正点は見上げる亜衣の彩色修正とサイズ変更 (00:34) 、風景差し替え (00:57) 、オーバーラップの使用 (01:10 – 01:22 他) 、立ち位置修正 (01:28) 、亜衣の彩色修正と視点が下から上へ変更・背景差し替え (01:38) 、エフェクト変更・亜衣の後ろ姿が静止画からアニメーション化 (02:24) といった細部が主。
プレゼンス デモムービー 初期版と修正版の差異
ただし、WMV 版のビットレートは初期版の 2191 Kbps から 818 Kbps へと半減してるため全体的にノイズが目立ちます。いくら WMV 9 でもこのビットレートではやはり苦しいものが。
ゲーム本編。多分、これが導入部なのでしょう。フランス書院の女教師もの官能小説から丸ごと引用してきたかのような王道台詞と展開できやがりました。「熟乳」とか「重乳」とかその場の思いつきで書いてそうな表記が出てくるのもそれっぽい感じです。構成もリニアに並べればいいものを変に倒置してくれるお陰で解りにくく、逆効果となってます。あと甘えるような台詞回しやシチュエーションが許されるのは身長 140 cm 以下で半ズボンの似合う病弱な美少年だけなんじゃないかとも。
王道女教師ものの次は、「幼馴染み」「腐れ縁」「ラブコメ」をキーワードに 5 分でシナリオ書けと言われたら書いてしまいそうなぐらい王道な以下略。毎朝起しに来る幼馴染み、向かい合った窓が第二の玄関 (梯子も何も無しで渡れるぐらいに接近して家を建てて良いんでしょうか) 、あとは登校中にパンくわえた転校生と交差点でぶつかれば 100 点満点ですがそれは残念ながらありません。
テキストは気取っているのか素なのか、珍しい言い回しが出てきたりよく読むと変なものがあったりと安定しません。たとえば帰り道、賑やかな駅前を通るシーンではこのようなモノローグがあります。

街頭が輝きを増し、往来を行き交う人々が罵声を上げながら、もつれるように過ぎていくのが目端に入ってくる。

行き交う人々が罵声を上げるってどんな街頭なんだ……。
Web で紹介されているメインキャラと違い、サブキャラは見事に絵の統一感と遠近感を壊しています。複数の原画家が参加している作品の宿命とはいえもう少し頑張って欲しいところ。あからさまに悪役顔に描かれた兄貴はちょっと可哀想です。兄にコンプレックス抱く主人公という図式の作品では、性格はともかく外見だけは一番真っ当に描かれることが多いだけに。
後々の展開で使われると思しきネタ振りも一応されてます。少なくとも電車内は確定かと。
総じて、シナリオに過剰な期待をしてはいけない事だけは非常に良くわかりました。

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