天使のいない 12 月

ブランド: Leaf
今日はまず真帆エンド。これまで殆ど接点が無かったため、ただのオマケキャラかと思ってました。多少、極端に思えるところはあっても「明るく元気で可愛い後輩」という非常にマトモなキャラクタです。お話はコバルト文庫作品の登場人物でも言いそうにない思春期の少女的理想像と現実との乖離で思い悩んで云々な、昔どこかで読んだ気のする青臭いネタが中心でした。見飽きるぐらいに揃いも揃ってセックスセックス連呼してるんですからこういうネタもあるだろうなという予感はありました。
長々と引っ張ってくれましたがお話は気に入ってます。くっつくよりも離れる方がお話として好きだというのもあるかもしれません。主人公のキャラがこれまでと少し変わっているとか、主人公と透子の関係に真帆があっさり気付いた事を示す描写が無いとかといったあたりはちょい気になりました。
次に透子エンド。この作品のきっかけでもあり、全てのシナリオでそこそこ関わり合いをもつ娘さん。このシナリオはこれまでの個別キャラシナリオに含まれる透子との話と根元は同じなのではないかと。拗れた原因、求めるものの相違、そして結局行き着く先はこれまで断片的に描かれていたのとそう変わらないもののように感じました。敢えて言うなら "すっきり" の度合いぐらい。
最後はしーぽん、ではなくしーちゃんことしのぶ。ルート確定して少し進んだあたりまで。
透子に対する愛情に多少の歪みはあってもその立ち位置や振る舞いは常に常識という名の線の内側であり、ある意味真帆以上にまともなキャラクタだという先入観がありました。それだけに、あっさりその線を越えられてしまった事に驚きました。本当にマトモなキャラクタがいないというか……嫌な記号や属性を付けることを楽しんでるかのような気すらします。いや、変とかアレなキャラ自体は私も好きですが、その記号や属性を付けただけで満足してシナリオに生かすことやより深く書き込む努力が省かれているかのような扱いが嫌なのです。どうせやるならきちんとやれと。

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