プレゼンス

ブランド: Clock Up
繰り返すことを話に取り入れた作品には名作と呼べるものが結構あるのではないでしょうか。古くは DESIRE (C’s ware) 、YU-NO (elf) 、マイナーなものだと Kasumisan# (GASTORO) 、最近のだとパンドラの夢 (Pajamas Soft) 、あとは Air (Key) なんかも該当するかも。閉じた世界を何度も繰り返し、登場人物自身がそれを知覚して話が展開されるという手法とその視点がゲームという形態とよく合うのかもしれません。
本作もそんなループものなわけですが、1 周イコール 1 回ではなく数周イコール 1 回な作りとなっているようです。つまりは最初から繰り返すことの方に重点を置き、1 周 1 周については経過点として次に経験を生かしていこうという感じです。何か起こりそうな選択肢を敢えて選ばず、亜衣一筋で進めていたら 3 周目で何故か全員とっかえひっかえ喰っていきそうな展開になってしまいました。よくてハーレムエンドでしょうが、多分普通にバッドエンドっぽい気がします。ちなみにフラグ管理は厳密に行われておらず、前の周で選ばなかった選択肢も選ばれていたことになっていたりとよくありそうな手抜きが散見されたのはこの手のループもの好きとしては非常に残念です。
音声は 1 周目 2 日目にしていきなり無し。その後は忘れた頃か、H シーンぐらいでしか聞けません。シナリオテキストが 6 MB 近いというだけあって通常シーンはマップ移動式 ADV によくある使い回しランダム挿入なんてことはなく、きちんと時系列に沿って並べられています (同一シーンについては一部使い回して追加補充といった形ですが) 。しかしそれだけに、シナリオ上重要と思われるシーンまでもが音声無しとなってしまったのが勿体なく思います。
OP ムービーにはまた若干の修正入り。OP 曲のフルコーラスってどっかに入ってるんですかねー。
体験版では主人公の思考が餓鬼すぎるとか DQN だとか色々思いましたが読み進めてる内に全く気にならなくなりました。いけいけごーごー。

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