雑記

「おや? この世の終わりのような顔をしてどうしたんだいキャサリン」
「聞いてよスティーブ! もう終わりよ!」
「まぁまぁ、落ち着いて。ゆっくり話してみてくれよ」
「えぇ、実は先週ぐらいからハードディスクの調子が悪くなっていたから新しいハードディスクへデータをバックアップしていたのよ。大方のデータはバックアップできたから、今日は Documents and Settings 以下やシステム周りをバックアップすることにしたの。するとどう? 今までと違ってフリーズするのよ。イベントログにも警告が沢山!」
「chkdsk /f はしたのかい?」
「もちろんよ! でも chkdsk /r までしてエラーを直しても全く駄目なの。ねぇ、これって何とかならないのかしら?」
「それは大変な状況だねえ。でも大丈夫! 今日、ご紹介する商品『Acronis TrueImage』は毎日のバックアップを忘れがちなキャサリンにぴったりの優れものなんだ! これがあれば、どんなハードディスクのバックアップだってへっちゃらさ」
「ええ!? 本当?」
「HaHaHaHa! ちゃんと、商品名にも True とあるだろう?」
「まぁスティーブったら! (SE: 観客の笑い声) それで、どうやって使うの? 早く使ってみて」
「キャサリンの場合はイメージを作るよりも、システムドライブごとバックアップした方が早いからメインウィンドウの『ディスクのクローン作成』を選ぶんだ。あとは移行元と移行先を選んでクリックしていくだけで……ほら! 1 時間後にはこの通り、無事バックアップ成功だよ」
「Woooow! 完璧じゃない! 凄いわスティーブ、信じられない!」
「どう? 今のご気分は?」
「最高よ!!」
会場が盛大な拍手に包まれた後、使用者の感動の声が一通り紹介されてナレーションと共に主要機能を再度紹介、商品番号と値段が出た後に次のシチュエーション、までは書く暇無いので以下略。
つまりはこんな感じで最も恐れていた悲劇が来たのです。正確にはマイドキュメント以下のディレクトリをバックアップしようとすると、イベント ID 50 やら 26 やら 15 が発生してほぼフリーズ状態に陥りました。どうやらこの辺りのファイルが格納された箇所が問題の原因になっているようで。しかも chkdsk /f や chkdsk /r してエラー回復しても効果無し、バッドセクタだって無いのに、です。なので論理的な損傷ではなく物理的な損傷か機械的な故障の可能性が高いです。何だかんだで大丈夫そうなので、あと一ヶ月ぐらいは持つかなーなんて楽観視していたのが徒になりました。何でもっと早くバックアップを取らなかったんでしょう。バカ! バカ! まんこ!
新しいハードディスクと交換するにしても先日買った 160 GB のは本体側の制約により 127 GB の壁を越えられません。せっかく買ったのに全容量使えないのは勿体ない。よってまた買い物です。

Maxtor 一筋というのも飽きたので今回は Seagate の 120 GB・7200 rpm・2 MB キャッシュを選んでみました。ついでにミリネジも。えろげはテレカ特典無し、6280 円の標準的売価な店がやっと見つかったので一緒に。TrueImage 7.0 は手頃なダウンロード版
実はバックアップソフト自体は Norton SystemWorks 2002 Professional 付属の Norton Ghost 2002 があったりします。でも一度も使ったこと無いし、Windows 上でコマンドラインスイッチを設定して DOS 起動という試行錯誤が要求されそうな仕様がいまいち (その代わりカスタマイズの幅は広いと思いますが) 、何よりも TrueImage の評判がよいので使ってみたいということから今回は TrueImage を使うことにしました。
いくら Windows 上で実行できるといっても流石にシステムドライブのクローン作成となると無理なようで再起動、Windows 起動中の似非 DOS 上で実行される仕組みのようです。なので移行先に指定した例の ATA ボードに繋いだ HDD はボードのドライバが無いため不可視、HDD が見つからないというエラーが出てしまいました。
が、作成しておいた Linux ベースの TrueImage 起動ディスクから実行してみるとあっさり認識、あっさり実行、あっさり完了。損傷を受けている箇所でエラーが出ないか心配でしたが無事に写してくれました。
HDD を繋ぎかえて起動してみると…… 何事もなかったかのように Windows が起動し、新しい HDD を検出して普通に動いてます。こういうのって、ソフトを使っても面倒臭そうとか動作に支障をきたすとかのイメージをずっと持っていたので感動の瞬間です。まさかこんなに簡単に HDD の入れ替えができてしまえるとは。油汚れにまみれたコンロがたった一滴の洗剤で新品の輝きを取り戻す時に歓声を上げる観客の気持ちがわかったような気がします。本当に素晴らしい。今度からは TrueImage で真面目にシステムのイメージを取るようにします。幸か不幸か、HDD の空きはたっぷりありますし。

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