Summer Days

ブランド: Overflow
さらっと纏め。ちなみにルートマップ不具合に対応した修正版はまだまだ先のようです。
全編フルアニメーションでしかも長編という無謀な試みと、平然と泥沼愛憎劇展開へ導くぬきまちシナリオで良くも悪くも話題作となったスクールデイズの外伝的なお話しです。メインは前作で唯一、真っ当な性格と常識を兼ね備えた刹那。この希少性は本作でも健在でした。それはもう見ていて嫌になるぐらいに。
欺瞞に裏切り、嫉妬や寝取りは親友だろうが姉妹だろうが関係無しです。それでいて今回は刃物が飛び交う泥沼展開をやらないという制約付きなので殆ど寝取った者勝ちの法則発動。さらに行動原理が動物以下なのかそもそも存在しないのか、風見鶏の如く流されるかと思えばたまに暴走する誠の理不尽ぶりが重なり、何とも嫌な気分になれます。
そんな障害を乗り越えて刹那エンドに辿り着いても、実にシンプルというかあっさり過ぎるわっな幕切れでまた微妙。他キャラのエンドと同レベルな扱いですね。
シナリオ分岐は一部のフラグ選択肢と、好感度増減選択肢による好感度数で為されるようです。しかも選択肢ではセーブ不可なので、増減具合を確認とかするのが面倒な人はとっとと攻略頼った方が良いです。
バグ云々に関しては以下略。ここ最近は落ち着いたものの、発売日後ほぼ毎日のパッチリリースがされたことと未だ夜逃げしていないだけマシってものでしょう。私の場合、3332 ルートの夏祭り集合シーンから終わりまで必ず断続的に落ちる現象が起こる以外はプレーに支障は無かったですし。
延期せず発売を強行した理由は、発売日イベントの会場キャンセル料が表向きな理由となってるそうですが……これって要は「お察しください」というやつですよね。年単位で延期していても平然とテレカやグッズ販売しにイベント参加する光景が見受けられるこの業界で、今更キャンセル料程度でイベントを中止にするような殊勝な心掛けがあるなんて一体何の冗談ですかって話です。
しかし世の中で何ともなりそうにない事の一つは金融関係なので、金が絡んでいるのは間違いないのでしょう。すると何故か自然と「取引金融機関からの強い要請」で発売日決定がなされたいう、かの延期アニメゲーが思い出されるわけですが真相は闇の中。
バグはさておき、全体的に前作よりも手抜きっぽさは感じます。全体の話数は少なめだし、スタッフロールにサブタイトルの無いエンディングが幾つかあったり (バグの可能性もありますが) 、フラグ管理が致命的に駄目すぎたり。

よかったところ
とりあえず刹那だけはマトモでした
わるかったところ
ここまで嫌いになれる主人公も珍しい

システム変更で前作のノウハウが生かせないのに、充分な開発期間を取らずに発売優先にするとこんなのが出ますよ、という実験作。リニューアル版が出たら話のネタ程度にやってみても、というとこでしょうか。

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