世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
とりあえずまとめ。
引っ掛けじみた仕掛けや小ネタの数々、飛躍のないよくある話、ラスボスには因縁と重い話と黒スト、ありがちな言い方をすれば良くも悪くも丸戸シナリオってやつです。今回、少し毛色が違うとすれば、いわゆる学園もの的な縛りがないせいか好き放題に自由気ままにネタに走っているとこでしょうか。特に後半戦での修羅場の嵐は見所としか。それでもほぼ丸く、いや角丸四角あたりに収まるのでドロドロって程酷くないですが。
お話しはトコがメインなので、ラスボスな先生以外の二人は中盤あたりで分岐して個別ルートでエンドな構成。どう転んでも修羅場をある程度期待できるのも良いですね。お話しはまあ普通。そんな普通な、よくあるお話しを面白く伝える手腕に年々長けていってますね。ショコラの香奈子さんシナリオ以外の頃と比べると見事な進歩。
で、今回普通じゃないお話しはトコと先生。揃いも揃って駄目駄目な人ばかりでお話しも駄目駄目ばかりですが、とりわけ駄目なのが年齢差でしたと。これで今回は、これまであまり明確にされなかった表ヒロインと裏ヒロインの正面対決付きというのが実に美味しい。諦めの悪い因縁付き裏ヒロインってともすれば恨み言をいう間もなく裏のまま去ってしまいそうなのに、きっちりと正面に引きずり出して且つ対決というのがこんなに萌えるとは。

よかったところ
修羅場が萌える丸戸シナリオ
わるかったところ
穂香さんに対するフォローが薄く、本当にただの駄目すぎる人に

通は「こんにゃく」と略すらしい「この青空に約束を」が極一部の世間一般で言われるほど面白くなく、これが世代差かと落ち込み気味な私のような人でも丸戸シナリオ特有の癖が気にならないなら割と楽しめるんじゃないかと思います。修羅場好きなら後半のためだけに買う勝ちは有りかなと。立場や世間の事情を鑑みて言葉を選び、オブラートに包みつつも言うべき事は言う駆け引きこそ修羅場の醍醐味。

コメントを残す