Dies irae Also sprach Zarathustra

ブランド: light
とりあえずまとめを兼ねて。
面白いかと言えば面白かったんですが、大風呂敷を広げてしまったのが失敗だったんじゃないかなと。特にキャラの多さ、それも手抜きする訳にも行かないポジションのキャラばかりなのに尺と伏線が不足してました。ヴィルヘルムを中盤まで引っ張ったのは別に良いんですけど、格上の筈の三騎士が露払い同然でしかなかったのは物足りない、というか影薄い。
マリィシナリオが本筋とすると、相対的に香純の方がオマケになるのは当然なんでそこは別にどうでも。先輩や螢がシナリオ無しのちょい役でしかなかったのは勿体ない。風呂敷広げすぎて収集つかなくなったんで他キャラのシナリオはカットしますた、と清々しいぐらいに開き直った、いや正直な告知通り痕跡が微妙に残っているところがまた何とも。何の関わり合いもなくちょい役だったならまだしも中途半端に期待させて中途半端に印象残すのは思ったよりも凶悪でした。
まあだからといって地雷だ地雷だと騒ぐのもアレだと思いますけど。PARADISE LOST でも、中ボスとの一戦を普通にスルーとかやらかしてましたしねっ。
11 年前云々な話とか螢の経緯とか先輩のキャラ紹介ページに残っているショートシナリオとかが残留物ってところでしょうか。あとはいつの間にか何処かへ消えた事になった螢と背中合わせの CG とか。
とまあ不満点は普通にあったわけですが総合点で言えば一応プラスに転じてるかなと。詠唱有りの異能バトル系ラノベの基本は抑えていた訳ですし。

よかったところ
それなりに燃える展開はあってそこそこ満足
わるかったところ
中盤での失速感とシナリオカットの痕跡があったところが痛いですね

来年か再来年には完全版が出る気がしてなりませんが、ひとまず発売できておめでとうと。炎上プロジェクトの一つの終焉にも見えなくはないですが、多分このまま延期を重ねてもかえってぐだぐだになっただけでしょうし、手打ちどころとしてはギリギリの選択だったんだと思うことにします。

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