仏蘭西少女 ~Une fille blanche~ 体験版 1

ブランド: PIL
10 年かけた大作、というか難産の品。
何よりまず、えろげじゃ相当珍しい三人称かつ独特の癖と調子で彩られた近現代文学風なテキストが目を引きます。さらには独特なルビ使い、といっても後罪 (クライム) 触媒 (カタリスト) 讃来歌(オラトリオ)無しでとか、幻想殺し (イマジンブレーカー) がどうとかな厨二っぽいそれじゃなく、「発条 (バネ) 」とか「光沢 (ひかり) 」といった、補足的な、ある意味本来の使い方のように感じるルビ振りです。まあ多用されると読みやすいとは言えなくもなるのですが。

「中畑伊佐治、空気すら缶に詰めて売りかねない、なかなかの妄念人 (ロマンチスト) よ (略)」
黄大姐 (ホワンターシャ) は私のことを誤解してるンだね。私は真っ当な商売人なンだね。夢追人 (ロマンチスト) というのは正しいんだけどね」

ルビ振りは好き好きあるでしょうけどもこういう使い方はちょっと上手いと思いますし、むしろこのように使われるべき表現と思うのです。
やってみて流石と言うべきかなんというか、これは Tony の絵でなきゃ片手落ちもいいとこだと思う感じでした。可愛いに該当する絵師は多々あれど、純真で無垢というとそうはいまい、と。特典違いで 2 パッケージ用意するなんてと思いましたがもう全力で釣られてやります。
一部で使われる中文の台詞については音声含めて和訳表示とするか、原文ままとするか選べるのは面白いもののタイトル画面からでしか選択できないのは製品版ではなおるんでしょうかね。

コメントを残す