桜吹雪 ~千年の恋をしました~

ブランド: Silver Bullet
紅紗エンドでコンプ。前世とかのこれまでの伏線が漸く回収。とはいえ、そういうこともあったねー、という感じにそれほど重く深く扱うわけでも無いのは評価の分かれるところでしょうか。あれこれ振り回されるよりはまあ好きだったりしますが。ただちょっと、普通は真ヒロインと言いませんかこの人ってなところがあっさり過ぎていたのはちょっと。ドロドロとした嫉妬ものでもなかったのもちょっと残念。
全体を通してみると共通ルートがやや長め、音声とテキストの不一致の多さ、回収していない伏線、忘却設定が多いといったマイナス点も見られますが、(多少癖はあるものの) 読みやすいテキストと軽いテンポ、捻くれまくったキャラクタで楽しめました。一人を除き他は全員年上ヒロインという年上率の高さ、紅紗の毒舌、紫苑との掛け合い、雪花ルートのだだ甘っぷりといったあたりが特に。
明らかにデバッグ不足にみえるのが重ね重ね残念です。テキストと音声不一致の殆どは些細な差異で、どうみても些細ではないのはテキストが「姉上様」なのに音声は「おにいさま」という一箇所ぐらいですけど、こうも多いとやはり気になります。関連して音声が出ないテキスト、立ち絵の指定ミスも幾つかありました。あと既読判定が途中から無効になることがあるのはかなり困りもの。
忘却設定とか未回収伏線についてはまあ色々と都合はあると思うのですが、整合性を考えるとやはり突っ込みどころとしか。何せ、タイトルの由来からしてパケ裏の粗筋を読んで初めて知りましたし。実行委が桜吹雪と呼ばれているなんて記述、作中には一切無かったよっ。

よかったところ
テンプレ通りでいるようで、微妙に逸脱したキャラたちはちょっと新鮮でした
わるかったところ
真ヒロインとまで言わなくともオマケルートの一つぐらいはあっても良かった気がします

いわゆる伝奇ものとか前世ものというには扱いが薄めなのでそういうのを期待するとちょっと厳しいですが、変なキャラとか雪花さんに甘えるとかピンポイントに楽しむのであれば良作かなと。

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