つくもの

ブランド: ザウス
深鈴エンド、花夏エンド、残り CG を回収してコンプ。まさか一番影が薄くサブキャラめいてたメガネっ娘が裏ヒロイン的な立ち位置に来るとは。
とりあえず純愛触手 ADV というジャンル名については、ザウスの持っている辞書がおかしいか独自の感性を持っていると解釈してるので流します。
寄生獣の如く触手が取り付いた主人公のお話ですが、ルートによってシナリオの雰囲気は大きく変わります。学園異能バトルものっぽい展開だったり、普通に恋愛ものっぽかったり、はたまた得られた力を使って復讐を企てる凌辱もの展開だったりと。
期間的には約一ヶ月 (作中で日付は殆ど出ませんが) 程になり、全体的に日常シーンの多さとイベントの少なさが相まってどうしても平坦な、やや退屈さを感じます。選択肢も比較的多く、数日分ある放課後の行動選択で分岐後の個別ルートで見られるイベントに影響したりとちょっと面倒っぽさが。実際のところそこまで複雑ではないようですが、1 つ 2 つの見逃しは起こりえます。
一応、最早希少種と成り下がっている触手ものということで H シーンは触手がありますが、そもそも H シーン自体がそう多くはありません。枠で言えば各キャラ 3 ~6 程ですが、寸止めもあったりするせいで物足りなさを感じます。
というかですね、触手ものとしては CG の構図がいまいちですし、肝心の触手も巻き付いている縄的な描き方が多く、恐らく多くの触手好きが期待しているものとはやや違うような気がします。また胸のふくよかなキャラが多いにも関わらず挟んだりしませんし、口淫の類は花夏と優衣だけってもうキミ帰っていいよと言わんばかりの有様です。
恋愛ものとしてみようとしても、どうにも一部キャラの言動が黒すぎて素直に受け止められません。あるルートでは善人ぽかったりするのに、別のルートだととことん「嫌なキャラ」になったりするのは、風車などに見られる「みんな善人、みんな優しい」キャラだけで構成された世界観を知っていると異物に見えてしまいます。
恋愛だか純愛ものとしてはシナリオ展開とかキャラの言動にやや疑問が付くし、触手凌辱ものとしてはあまりに温すぎる内容で、結局のところどっちでもない中途半端なものになってしまっています。何だかんだで面白かった気がするのは凌辱もののノリに近い椎奈・杏ルートと花夏ルートでしたし。椎奈は個別ルートとさらにその純愛ルートがあっても良かったろうに。
姉ものとしてもちょっと期待してましたが、私の好きなだだ甘とか背徳といった成分が無く、静かで穏やかな関係といった調子なのでちょい残念。普通に凌辱ルートがあればまだ良かったのにねっ。
ザウス作品で恒例なのかどうかは知りませんが、CG モードにキャラの音声というかネタっぽいトークが入るのは結構面白かったです。

よかったところ
期待していなかった産卵ネタがあったのは嬉しい誤算でした
わるかったところ
素直に触手凌辱ものでよかったのに…

どっちつかずな中途半端さ、不完全燃焼なものが残ることさえ許容できれば、ってとこですか。

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