ツンな彼女デレな彼女

ブランド: PeasSoft
アカネエンドでコンプ。まあ予定調和のお話でしたね。
幼少の砌に結婚の約束をしたけど引っ越しで別れた幼馴染み、手術の成功を願って結婚の約束をした幼馴染み、親同士が勝手に決めた許嫁、毎朝起こしに来る隣の幼馴染み、って一体何人幼馴染みがいて何人と結婚の約束フラグを立ててるんだと設定からしてツッコミ入れたくなるところが最大の魅力であり、早々に個別ルートに入ったかと思わせて他の幼馴染みに邪魔されて嫉妬したりと互いに足を引っ張り合う前半部分が一番楽しめる作品でした。他ヒロインの恋路を妨害するために、ものを隠したりするのは基本だよねっ! と言わんばかりのブラックな言動を割と平然とさせるところとか特に好きす。
その一方で個別ルートに入ると、ヒロインを空気にしてサブキャラの恋愛を応援したりだの譲り合ったりだのと保守的を通り越して誰が喜ぶんだよこれな展開だったり、あまりに普通すぎて印象に残らなかったりになってしまうのが残念です。料理の仕方によっては、ハーレムゲーの亜種として結構良くなりそうな雰囲気はあるのに。この中途半端なチープさが B 級どころの味なんでしょうけど。
キャラデザはちょっと、皆さん同じ表情に見えなくもないかなという気がしますがこれは多分慣れの問題かなあと。原画の人の同人誌は好きなんですが。やけに髪飾り、リボンとか紐の類をがお好きなのはちょっと知りませんでした。
音声は多分一番金かけてるんじゃないでしょうか。それなりにえろげやってりゃ誰でも一度は聞いたことはあるはずの面々で実力的には申し分なし、キャラ立てに一番貢献しています。プレーし続ける意欲を持たせる意味で、ここまで有効的に音声って働くものなのかと久々に実感してしまいました。
テキストは良くも悪くも特徴的です。何せ、H シーンを除く日常会話の 99% が会話文でモノローグだの情景描写だのがほぼ皆無。これは演じる声優もさぞ大変だったろうに。あと 2ch 系ネットスラングやコピペを中心としたネタがやや多めです。ああいうのはちゃんとギャグを書ける人が隠し味に使うから面白いのであって、そのまんまコピペネタで会話されても面白くはないんですよ、とか気になる人はちょっと辛いかもしれません。
CG や音楽とかは水準並み、演出はちょっと古臭いけどまあ普通、音声は金かけてる、と他作品をよく研究しているようでいて、会話文ばかりのテキストとかヒロインが空気になる個別シナリオとか、他作品とずれているちぐはぐさを感じます。

よかったところ
前半、フラグ立てまくったり嫉妬したりといった部分は楽しかったです
わるかったところ
普通に、とは言いませんが方向性はもう少し定めた方がいいかなと

無難とか普通ではなく、ピンポイントに楽しめる人向けです。

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