町ぐるみの罠 白濁にまみれた肢体

とりあえずショップ特典のドラマ CD 聞きつつ。

清々しいまでに抜きゲです。通常イベントのものを含む総 CG 109 枚に対して回想が敦子 60 、ゆいと千佳子のそれぞれ 20 で計 40 、梓 10 、巴 2 という使い回しを考慮してもあまりに多すぎる、そして偏りすぎた配分が全てを物語っています。前戯だけで終わるものも含んでいるとはいえ、1 キャラで 60 とか普通ないからっ。

諸般の事情で変更された旧タイトルについて思い入れがあったと言うだけあって旧タイトル通りに大半が輪姦、一対一だけで終わるのって幾つあったっけという程に記憶に残りません。とりあえず二穴とその二回目まではデフォ、流石に三回目以降は冗長となるのか暗転してラストに飛びますが、終わったと見せかけて次は二周目というお約束も当然押さえてます。

大抵の場合、輪姦イベントはお話の締めとして最後にあるものですが、本作だと序盤というかむしろ破瓜からして輪姦だとか翌日や翌々日も輪姦で 3 、4 回連続してたとか、余念がありません。

回想を増やそうと思うと内容のバリエーションで稼ぐものですが本作は漢らしいまでにやはり輪姦が中心。触手とか異種姦とかのファンタジーなものも多少入ってはいますが、百合とかの横道には逸れません。

ここまでパターン化されてしまうと、基本、穴に棒きれ突っ込むだけの何が楽しいのかよくわからない方に嗜好のずれた私なんかは早々に飽きてくるものですが不思議と飽きませんでした。汁や表情だけでなく、男キャラにまで用意された差分の多さと、無駄に長引かせないテンポの良さのお陰かと思います。それと汁。

汁は差分が豊富なだけ有って、やや多めで大変結構でした。基本は皆中出しですが、情緒を理解する紳士たちも同席してますので中も外も良い感じにつゆだくです。そう言えばこれもサブタイトル通りですね。変更で語感が悪くなってしまいましたが。

しかしここまでしておいてボテ腹ネタは案外少なめ。まあ内容的に豊富というのもどうかとは思うのですけど。なのでアイルの「脅迫」にあった、やるせない鬱エンドとして今も記憶に残る私生児出産エンドとかはありません。

ルートは大きく分けて千佳子、敦子 (学園) 、ゆい (学園) 、近親、ボランティア、介護、脱出の 7 つあり、舞台を変えることでシチュエーションを増やすという手法。この全てのルートでメインヒロインな敦子が絡むので、回想数が飛び抜けて多くなるのは自然の成り行きです。一本道化の激しい昨今はキャラ毎に属性付けを行ってそれぞれ独立させてしまうのが流行りですが、古き良き ADV にあった樹形図的な選択肢分岐をシナリオを求められない抜きゲがやるというのは何とも皮肉な話のような。

基本的には女性視点であり、しかもほぼ最後まで嫌がるタイプなので即堕ち快楽系の温い陵辱ものに慣れていると程々に嫌々な感じが味わえます。あと、ヒロイン側の行動があまりにご都合すぎるというか頭の弱い言動をとるので達成感とかそういうのは皆無です。むしろ自己犠牲を強いるかのような追い詰め方が陰湿でどうもすっきりしないものが。いや別に「きれいな陵辱者」を求めてるわけでもないんですが。

描写は女性側の心理描写という形になるわけですが、やはりここはある程度パターン化してしまうのは避けられないものかなあと。無駄な嬌声で字数を稼ぐよりも、多少拙くとも言葉で語られる方が好きなので私はあまり気にしませんけど。

陵辱者、イコール男キャラの方はやけに個性的でありながら揃いも揃って救いようもなく最低の屑というある意味理想的なキャラ作りがされてます。特に、定番のキモオタキャラでありながらそのキモさは水準を上回るケンジと、屑と呼ぶに相応しい親父は一見の価値あり。

ご丁寧なことにイベント CG では、こんな不愉快な面々の御尊顔を拝めるようできるだけ配慮して構図が取られているので、キモイやつが活躍してこそ萌えるって人も多分安心。名も無きモブキャラにまで、ちゃんと目鼻を書いてるのは真面目に凄いと思います。。

何だかんだで陵辱もののキャラデザってどちらかというと濃いものが多く、323 系の絵とは異なるものなので、どちらかといえば萌えゲっぽい方に近い芦俊の絵は雰囲気含めて好きなので、もうちっと活躍しても良さげですが寡作なのかあまり絵を見る機会が少ないのが何とも残念。彩色も雰囲気に合っていて綺麗なので CG チーム含めて次作とか頑張って欲しいものです。

カットインで入る部分拡大図や断面図は好き嫌いあるっぽいですが、演出の一環と思えばどちらかといえば好きな方、かなと。絡む舌を書いたのは偉い。

シナリオは、という前にこの手の抜きゲで必要なシナリオというのは H シーンに対する補完であり、そしてそのシチュエーションを用意するための前振りです。それ以上を求めるものではないし、それ以下だと物足りなさを感じるという矛盾の折り合いをどう付けるか。その点では、多少女性側の言動に難を感じるものの、順当に清く正しい抜きゲのシナリオであったと思います。ちょっとぐらい、超展開っぽいとかファンタジーとかあってもいいじゃないですか。

よかったところ
予想以上の大ボリュームと終始一貫した拘りに敬服します
わるかったところ
ゆいのイベントがもう少し欲しかったのと、次の台詞まで音声再生のオプションは欲しかったとこです

最後の陵辱ゲー大作とまことしやかに囁かれるだけのことはあったかと。まあ不穏な動きはタチの悪い冗談と思いたいのですが。

懲りずに数年後に新作とかでたらいいな。

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