斬死刃留

用語解説とかも一通り読み終わってコンプ、と。

ぱっと見だと触手系の凌辱ものって感じで実際その通りですが、一応メインの一本道シナリオが割かししっかり書かれてます。やられてしまうけど何故か最後に大逆転する二次元オチとかは無く、途中で挟まる選択肢で H シーン突入、そのままバッドエンドという実に爽快な作りです。なので選択肢を外さない限りはコンスタントに H シーンが挟まるという抜きゲっぽいバランスにはなってません。不可避のイベントも多少有りますが本当に多少。

伝奇系のお話としては言葉や元ネタ、雰囲気作り含めてこのジャンルでは及第点と言っていいような。真面目に伝奇ものが作りたいのか触手ゲーが作りたいのかどっちなんだというバランスですし。

H シーンに関しては、人間相手はメインのシナリオ上にある純愛ものだけで、あとは悉く触手だの妖魔だので需要というものを分かりすぎてます。というか原画・シナリオの田宮氏の趣味全開で、腹ボコとか串刺しとか産卵とか出産とかが 1 つ 2 つのオマケ扱いでなく、複数用意されているところからして流石と言うべきか。

ただし流石にその辺のハードなものは素人には辛かろうという配慮なのか、直前にソフト路線かハード路線かが選択可能になっています。ソフト路線は即堕ち快楽系、ハード路線は嫌がり腹ボコ系で 2 パターン楽しめる美味しい仕様……だったらまだ良かったんですが、前者のソフト路線が何か薬でも仕込まれてたんじゃないかという即堕ち以前のマッハ墜ちであまりに早すぎる。

あと H 全般の問題として、地の文が多く台詞が相対的に少ないからか、やけに淡泊な印象を受けてしまいます。やってることはえぐくても、嬌声とか台詞が少ないとこう感じてしまうものだったとは。

そしてこの淡々さが、尺の短さを余計にそう感じさせてしまいます。CG もシチュエーションも文句の付けようがないのに、この淡泊さがあまりに惜しく、勿体ない。まるで駄目駄目ってことでは決してないだけに、悔しさすら覚えてしまいそうです。

最初はソフト路線の方から潰していったんで、これって白井綾乃の無駄遣いなんじゃあ……と思いましたがハード路線の方で納得。このキャスティングは正解でした。だからせめて、もう少し H シーンが (以下略) 。

よかったところ
触手ゲーかと思ったらシナリオも意外と頑張っていました
わるかったところ
肝心の H シーンがあまりに惜しい

割とえぐい描写もあるのでちょっと好き好き別れそうですが、基本的にはマイナー寄りな触手ものとしては久々のヒットって気が。好きで書いているというのが伝わってくると、やっぱり嬉しくなりますよねっ。

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