Cross Days

今日も攻略を見ながら「菊を愛でて」「姉」「自滅」エンドを見てようやくエンドについてはコンプ。途中のルートは色々あるらしく、シナリオ達成率は 88% 止まり。

タイトルの通りスクールデイズのお話に交錯した話ってことで、前提知識として少なくともスクールデイズはやっておく必要はあるかと思います。サマーデイズはサブキャラとかを知りたかったらって感じで。

メインのお話は主人公とヒロインが、周囲の人間が吹き込む壮大な勘違いと思い込みと伝言ゲームに惑わされるもので、よくある「擦れ違い」なんて可愛いものでは決してありません。勘違いした人同士が勘違いしたまま会話を重ねて、偶然にも会話が成立してさらに勘違いを深める、なんて状況がザラにあります。最早何らかの悪意が介在しているだろうってぐらいに。

そして登場するキャラは揃いも揃って脳内が桃色お花畑、しかも歯に衣着せない人達ですから不快とか不愉快に感じる言動なんていちいち数えるのが面倒なぐらいで。誠死ねとか何度言ったことか。この辺はスクールデイズの頃からそうでしたけど、ぬまきちは相変わらず人間臭い嫌なキャラを書くのが大好きなようです。

そんな愉快な人達に揉まれながらも不器用な恋愛模様が……なんて爽やかな話であるわけもなく、自由な発想で実に幅広い展開を見せてくれるのが本作というかこのシリーズの売りですと。

ただ今回は、どうもネタに走りすぎたというか「君らおかしいよ」ってぐらいに周囲が暴走していて突飛な展開で受けを狙いすぎたように見えます。誠無双でサブキャラ含めて食い散らかしっぷりが凄かったサマーデイズに比べるとエロは少ない、かといってスクールデイズのような三角関係や血みどろ展開があるわけでもない、とちょっと過去作に比べると弱いんですよね。

男の娘ネタが無駄に騒がれてたようですが、あれは「こんな可愛い子が女の子のはずがない」というネットスラングへの皮肉というかそれをテーマにしたお話と見れば、やけに深いお話だと思うのですが。

動画を大量に使う関係上、毎度毎度不安定になってきたシステムは修正パッチを経てようやく実用レベルになってきたかなあと。ただそれは安定してきただけの話で、プレーのしやすさや操作性といった意味でのシステムはまだまだ貧弱です。特に、セーブがシーン単位 (動画単位) 毎になってしまうので選択肢部分でのセーブやロードができないのは致命的。シーンスキップはできますが、素直に「次の選択肢へ」があった方が便利です。

ルートマップは付いてますが、現在位置の反映がかなり大まかなのと、選択肢が即反映されるタイプでもないのとで攻略の足しには殆どなりません。ルートマップ上の分岐点に選択肢があって、その選択でどちらかへ、というフローチャート的なものを期待してるのに。

アニメーションについては流石にもう手慣れてきたのか、基本となるパターンを作ってあとはひたすら合成したりカットしたりで使い回しです。このため、アニメとしてみるとやや不自然に見える繫がりになっているシーンも散見されます。どうしても、というシーンに対してはそのシーン用に起こしていますが少なめ。

よかったところ
誠は相変わらずだけど、言葉様がちょびっとだけ救われて安心しました
わるかったところ
普通にサブキャラを食い散らかすエロさが欲しかった

既存の枠に捕らわれない、自由闊達に展開する話が見たいなら恐らくお勧めです。話のネタにはなりますし。

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