色に出でにけり わが恋は

桔梗さん、美苑さん、柚菜、朋音エンドと、エクストラのオマケを見てコンプ。

端的に言うと、お馬鹿ゲーですねこれ。看板原画家と言えるこ~ちゃも原画に参加した、傍系とかでない真っ当な風車の新作でこういうのを投げてくるとはちょっと予想外でした。それだけに、はぴねすやカンパネラのような雰囲気を期待した人にとっては非常に残念な作品となったのは否めないところです。

淑女を痴女にするお話、とは良く言ったもので、やり取りというか台詞回しとかがいちいちお馬鹿です。人前で「前後ォおおおおン♪左右ゥううううン♪」と腰を振るメインヒロインって時点でお察し下さい。

特に大した話は無いまま H して終わり、途中にあったのはお馬鹿なネタばかりという中身スカスカっぷりです。というのも基本、ヒロイン達はみんな主人公を憎からず思っているという状態で始まるので必要なのは最後の一押しのみ。その最後の一押しまでの途中経過を個別ルートで書くのかと思えば、いちゃいちゃのようなそうでないような微妙な漫才のみ。

お世辞にもお話なんて有ったものじゃないし、かといって抜きゲーと言えない割り切りの悪さ。ここがいまいちな評価をせざるを得ない最大のポイントになってる気がします。やるならもっとストレートにやりましょうよ。

お馬鹿ゲーということもあり、主人公のノリやテキストにはちょっと癖があります。それとなくネットスラング的なネタがあったり、言う事がいちいち下ネタだったりと。この辺の馬鹿っぽさに耐える心がまず必要なはず。

収録を開始していたにもかかわらず、ふーりんが降板ということで余程アレな台詞でもあったのかと思いましたが桔梗さんに関しては概ねマシな方なので多分、体調とかの方の諸般の事情ってやつかと思います。台詞のアレっぷりで言うなら日常シーンであるにも関わらず嬌声混じりになったり腰を振ったりみさくら語っぽくなったりする梨桜の方が余程アレです。

で、そんな梨桜を演じられた民安さんの声を久方振りにじっくり聞く機会となりましたが、以前聞いた時よりも遥かに上手くなっていて驚きました。主に効果音的な演技が。近頃結構お名前を目にする気がしてたのも納得。

あと、お馬鹿部分以外でちょっと気になったのは、何気に汁に対する拘りを感じられる描写がちらほらあった事ですかね。曰く、口内に溜めて舌で攪拌して味わうとか唾液を混ぜて飲みやすくするとか笑顔でとか、ほんのちょっとだけでも書いておきたいんだという情熱だけは伝わりました。

メインとなるのは 3 人、残り 3 人はオマケ扱いです。そのオマケの中でも 2 人はさらに出番さえも禄にないような扱いなので、本当にやっつけだなあと。

よかったところ
絵はいつも通りだし、馬鹿ゲーと割り切ってしまえばそれなりに
わるかったところ
馬鹿ゲーと割り切るまでが辛い

風車だって、たまにはこういうのを出したくなるんだという意味では色々参考になる作品のように思います。

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