2 週間ほどあいてしまいましたが、やっとのばらエンドでコンプ。公式の推奨攻略順ってやつは気にもしたこと無いし、好きなようにやるのが一番だと思っていましたが、これは推奨通りが良いという説が強いようなので倣ってみました。
分岐ポイントの位置や出てくる話の流れといった部分で推奨されてるようにも見えましたが、最後に何処に行き着くかを見届ける意味でも推奨通りが一番良いようです。もう固定にしちゃえばいいのに。
終わりは三者三様、似ているようでいてちゃんと違います。
保住氏の持ち味ないちゃらぶっぷりとミヤスリサ絵が困るぐらいに合っていて、その雰囲気だけでもお腹一杯になれそうな感じがします。しかし決していちゃらぶメインな作風ではなく、あぶれてしまったヒロインとの関係について定石を踏むようでいて踏まないようなお話が恐らく主題。まさに蹴馬。
何より素晴らしいのは、この本当に丁度良いと思わせてくれる手頃なボリューム感でしょうか。蛇足になりかねない域には踏み込まず、それでいて物足りなさを感じさせないようにポイントは押さえてくれる。このもう少しだけ見守りたいと仄かに感じさせる美味しい読了感ってやつは希少だと思います。
- よかったところ
- お手頃なボリュームと美味しい後味
- わるかったところ
- 強いて言うなら、立ち絵含めた絵のばらつき加減
企画段階からしっかりと、ミドルプライス作品として何を捨て何処に重きを置くかを詰めていることを思わせる良い作品でした。いわゆるコストパフォーマンスが良いと言えるのかなと。
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