キミとボクとエデンの林檎

書こう書こうと思って先延ばしになっていたのでさらっと纏め。

いわゆる”男の娘もの”と”女装主人公もの”は似て非なるものです。求められる要素が微妙に違うという意味で。

女装主人公ものとしてはある程度基本を押さえているように思えるので割と気に入ってます。といっても、どちらかというと抜きゲ的な観点であることは否定しません。女装主人公補正とか夏野こおり補正とかかわいいは正義補正とか、かなりバイアスかかってる自覚はあります。

具体的には主人公自身が一番可愛くてヒロインを兼ねている、男装状態でも一応可愛い、H シーンは殆ど女装状態、全脱ぎとか男装とかありえない、というあたり。特に下着の差異について時折思い出してくれるのは何気に萌えます。

また構図にしても、ずり下げた下着やガーター、制服のスカラップ、胸元等の主人公の身体の一部や顔を入れて、百合百合だったりふたなりだったりっぽい空気を出してるのは素晴らしい。H シーンなのに主人公全裸とか男装状態とかやってたりする作品は大いに反省すべきだと思うので、この妙な徹底振りは嬉しい限りです。

が、ここまでやっておきながらどうしてか主人公は声無し。一応、双子のようにそっくりという設定なのだから夏野こおりの二役で良いでしょうに。

絵はぱっと見、練餡っぽさもあって可愛いというか割と好み。ただ、横顔に違和感があります。多分すぐに直るぐらいのものだと思うけど。

絵というと何故か CG 一枚だけ制服の袖模様とスカラップに彩色漏れがあったのが残念、というか直してくれるのかなこれ。

お話については、クリスマス公演の扱いの軽さとか全体的な起伏の少なさとかシナリオゲーとして見たら気になるところはあるのですが冒頭の通りバイアスかかってるので敢えてスルーで。

ただし不快になるほど酷い事も無く、下手に大風呂敷広げてないしボリューム的にもこんなもんですよねと。できればもうちょっと美味しいシーンを入れるとかの頑張りは欲しいと思いますけど。せっかく女装主人公、双子のようにそっくりな従姉、とさり気なく売れそうなキーワードを折り込んでいるのだし。謎の超展開ネタはちょっとアレでしたが。

  • よかったところ
    • かわいいは正義、半脱ぎは至高
  • わるかったところ
    • 主人公声無しなのが残念すぎでした

シナリオとか深く気にせず、萌えるポイントを明確にできるのなら女装主人公ものとしては割と良いかなと。FD が出ても妹とは何も無かったアレとかただ流行に乗っただけにしか見えないソレとかのよりは女装主人公ものとしては好印象です。

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