君と彼女と彼女の恋。 (5)

あまり長々と考えていても仕方ないのでさくっと。

内容それ自体は何となく小耳に挟んだ気がするというか想像付いたというか、最初からなんて分かりやすいというか。

なのであのネタ自体よりも、それを描くのに用いられた数々の演出の方が目を引きました。ここまで手の込んだ演出と仕掛けはそうそう見られるものでは無いでしょうし、よくここまで徹底するものだと感心します。同人なら未だしも、商業ソフトでよくやるものですと。

そういう環境面の雰囲気作りはやり過ぎなほどに凝ってるのに対して、肝心要のお話はどうも素っ気ない。ごく普通な及第点レベルのお話ではあるのだろうけど、美雪に対してそれでいいものなのかと。こういうダブルヒロインものはやっぱり、甲乙付けがたいほどに双方を描くからこそ楽しめるものだと思うのですが。

敢えて薄っぺらく描くことで、よりテーマに込められた皮肉っぽさを強調してるのかとも深読みしたくなりますが多分そんなことは無く、微妙にフルプライスに足らないところからくるボリュームの問題なのですかね。

あとゲームの仕様として、色々と大きな問題があるのだけどこれも一種の演出と考えると致し方ないところなのかなあと。

色々と隠し要素的なものもあるようですが全部の確認はちょっと、いやかなり大変なのでは。完全な攻略記事も Web には無いようなので、気になるなら雑誌やオフィシャルブックを買わないと、というのは少しハードル高いですね。

  • よかったところ
    • 無駄に凝った様々な演出
  • わるかったところ
    • 前半というか前振り部分にもうちょっと尺を使って、美雪とアオイを選び難くさせて欲しかったかなと

ちなみに一応、アオイと美雪の双方のエンドを確認してます。これは冒涜でも裏切りでも無く、できる限り全てを楽しむのが作品に対する敬意である考えて。

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