Category Archives: 2007年のプレー作品

Dies irae Also sprach Zarathustra

ブランド: light
地雷という言葉、それもただ単に自分の趣味嗜好に合わないというだけで安易に使われる言葉が嫌いです。バグで絶対先に進めないとか、そもそも進め方自体がわからないとか、夜逃げされてサポート放置とかの極まったものだけに使うべきとまではいいませんが、エンディングの数云々程度が騒ぐほどのもんでしょうか。
なんて綺麗事をいつまで言ってられるのか見物だと思いつつ始めることに。でも体験版でやった 3 章まで少なくとも 2 ~ 3 時間はかかるんですよねー。
とりあえずプロローグまで。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
とりあえずまとめ。
引っ掛けじみた仕掛けや小ネタの数々、飛躍のないよくある話、ラスボスには因縁と重い話と黒スト、ありがちな言い方をすれば良くも悪くも丸戸シナリオってやつです。今回、少し毛色が違うとすれば、いわゆる学園もの的な縛りがないせいか好き放題に自由気ままにネタに走っているとこでしょうか。特に後半戦での修羅場の嵐は見所としか。それでもほぼ丸く、いや角丸四角あたりに収まるのでドロドロって程酷くないですが。
お話しはトコがメインなので、ラスボスな先生以外の二人は中盤あたりで分岐して個別ルートでエンドな構成。どう転んでも修羅場をある程度期待できるのも良いですね。お話しはまあ普通。そんな普通な、よくあるお話しを面白く伝える手腕に年々長けていってますね。ショコラの香奈子さんシナリオ以外の頃と比べると見事な進歩。
で、今回普通じゃないお話しはトコと先生。揃いも揃って駄目駄目な人ばかりでお話しも駄目駄目ばかりですが、とりわけ駄目なのが年齢差でしたと。これで今回は、これまであまり明確にされなかった表ヒロインと裏ヒロインの正面対決付きというのが実に美味しい。諦めの悪い因縁付き裏ヒロインってともすれば恨み言をいう間もなく裏のまま去ってしまいそうなのに、きっちりと正面に引きずり出して且つ対決というのがこんなに萌えるとは。

よかったところ
修羅場が萌える丸戸シナリオ
わるかったところ
穂香さんに対するフォローが薄く、本当にただの駄目すぎる人に

通は「こんにゃく」と略すらしい「この青空に約束を」が極一部の世間一般で言われるほど面白くなく、これが世代差かと落ち込み気味な私のような人でも丸戸シナリオ特有の癖が気にならないなら割と楽しめるんじゃないかと思います。修羅場好きなら後半のためだけに買う勝ちは有りかなと。立場や世間の事情を鑑みて言葉を選び、オブラートに包みつつも言うべき事は言う駆け引きこそ修羅場の醍醐味。

娘姉妹

ブランド: RUNE
ようこそ明るく楽しい変態時空へ。
体験版の時点で相当キていると思ってましたが、本当にキてました。主人公に求められるのは変態的発想と父親という立場のみ。その徹底ぶりを象徴するかの如く主人公は名前無し、テキストでも表記は「主人公」だけです。
主人公の変態的発想は素晴らしく、娘にわざわざ溶けかけのアイスキャンデーを舐めさせて妄想なんて朝飯前、使用済み下着にぶっかけるわ使用済みコップを舐めるわ風呂の残り湯を飲むわ布団の匂いを吸い込むわ洗濯物を漁った後の選択肢が「パンツを穿く」「パンツをかぶる」「パンツをぶら下げる」の三択だわともう大活躍、どうやって結婚できたのか不思議です。
当然、こんなシーンのあるお話しを「まともに」やろうとするとただのキモイ親父にしかならないので、緩和剤や中和剤として、「主人公」が必要となると。倫理とか道徳とか背徳とかを超越した斜め上の思想とプレーヤに過度の嫌悪感を抱かせない有って無きが如く人格、このお陰で暗く陰鬱とした雰囲気が全くなく、そのくせ変態振りは極めているという不思議な時空ができあがります。本作は炉理ものとしてでなく、一種のギャグというかバカゲ的な視点で楽しむのが正しい姿勢なのかもしれません。
どうでもいいですがマニュアルはペラ 1 枚の 2 つ折りなんですね。昔はカレンダー型だのポスター型だのトレカ型と趣向を凝らしていたのに。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
やっとコンプ。
丸戸ってやっぱり、駄目駄目な大人、それも依存が入っているキャラを描いたお話しが一番輝いている気がします。揃いも揃って駄目駄目な大人達と不相応に確りし過ぎた子供との対比という面もあるんでしょうけど、大人達のぐだぐだでドロドロなダメっぷりがもう明らかに楽しんでいるとしか。
キャラの平均年齢がやや高めな作品だけに、トコ以外への人気の分布具合がちと気になります。私は勿論、黒ストで諦め悪くてラスボスで修羅場も平気な先生が一番だと信じてますが。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
姫様エンド。繰り返しって言うのは、ギャグでもお話しでも基本ですよね。容易に予想の付く話でも、途中の茶々や展開で飽きず面白くさせるという手に長けてきたような。
でもって最終エピソードの途中まで。これもまあ、そんなお話しなのでしょう。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
先生エンド。丸戸のこの手のお話しはやっぱり人気あるんですかね。香奈子さん然り、里伽子然り。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
先生シナリオの最終話頭まで。選択肢でちょっと反発してみても結局修正されてしまうあたり、方向が一度決まるともう固定っぽいです。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
二号さんエンド。刺しつ刺されつなお話じゃないので修羅場っても (多少の角を残しつつ) 丸く収まり、正に子は鎹ってノリがよくもあり物足りなくもあり。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
二号さんの最終話途中まで。大家さんとの一悶着はまあそれなりに。

世界でいちばん NG な恋

ブランド: HERMIT
二周目は好きなように、がポリシーなので二号さんルートの最終話冒頭まで。
割れ鍋に綴じ蓋って感じで実は一番合うキャラ何じゃないかと思っていたんですが、地雷踏みまくりで当たり前のように修羅場ってくれます。それ自体は勿論楽しいものの、8 話目で最終話て。この扱いも二号さんってことでしょうか。