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ゴールデンタイム (6)

諸々の前振りが終わってこの辺から本筋、と考えてよいものか。かといって単純な三角関係にもならなさそうだし、どういう方向へ行くのだろうね。

ということで一通りの本編シリーズは読み終わり。とらドラ! が好きだったので特に不安はありませんでしたが予想外に面白いというか、期待を見事に裏切ってくれたのが良い感じです。

何となくイメージするラノベの主流層といえば中高生、なので主人公も必然的にその周辺に設定されるものですが本作は一つ上の大学生。この時点で珍しい感じなのに、内容的にも世の中高生をスルーしまくってるかのような雰囲気です。

妹とかツンデレみたいなごく単純明快な記号なし、残念お嬢……というのは辛うじて最近の流行と言えなくもないけどそれはごく一面であって、容姿含めてちゃんと「完璧」という演出を持ってる。ここまで登場する度に容姿について細かく描写されるヒロインなんて初めて見たよ。あと何気に、時々使われるネタが悉く何故か三十路以上向け……というのは何かの伏線なんだろうか。いわゆる、最近のアニメ漫画的なギャグやパロは見かけなかったはず。

物凄くラノベ向けじゃ無さそうな内容なのにアニメ化とか大丈夫なのかと不安になりますが、そこは上手くやってくれるものと思いたいとこですね。っていうか完結前にやるんだろうか。

ゴールデンタイム (5)

そういえば千波ってどういう役回りになるんだろうと思いつつ読み終わり。

香子は相変わらず可愛いけど、地雷がそこら中に埋まってるところを目隠して歩いてるような綱渡り感があって危うそう。そして勿論そういう空気が面白さの一つにもちゃんとなってると。

特にまだ大きくは動き出してないけど、次巻あたりでそろそろ何か仕掛けてくるのかな。

ゴールデンタイム (4)

ようやく香子のイメージが固まってきたこともあって香子可愛い。

このシリーズって基本、サブタイトルが「そのまんま」になってるんですね……。

ゴールデンタイム (3)

この方向に行くか-、なるほど。

香子さんのイメージと絵はようやく重なってきたように思います。

香子さんは意識的に容姿への言及が細かく丁寧で毎度毎度ゴージャスな感じで流石。新キャラが出る度に「美少女」としか表現出来ない何処かのラノベが思い浮かんでしまうけど悪意は無いです。

ゴールデンタイム (2)

1 巻本文 258 ページ + 2 巻本文 48 ページ目にして、やっとの挿絵ページ。ラノベと言えばだいたい 30 ページ程度に 1 ページ程度の割合であるような気がしますけどここまで少ないとは挑戦的ですね。

挿絵が少なすぎる影響なのか、やはりまだ香子の印象と表紙イラストが全然一致しません。やはり大人っぽいメージが強くて、こつえー絵とどうも重なり合わない。まあ絵だと若くというか幼く見えるというのか。

お話の方。前巻をネタ振りに使っただけあって、徹頭徹尾しっかり仕込んでくるなあと。流れが大体予想出来ても素直に予想させないし飽きさせない安定した上手さ。でもこれって、ラノベ向きの内容じゃ無いよね。中高生ウケするかというとしにくい内容、というのが率直な印象です。

ゴールデンタイム (1)

最近のラノベとか「殆ど読んでいない」にカテゴライズされて然るべき程度にしか読んでないので、ラノベと言われたら思いつくのはどうも偏見に塗れてます。

つまり、主人公の一人称で、何故か可愛い妹がいて、周りにはツンデレ美少女がいて、お約束のようにあざといエロやおっぱいがあって、ある意味先人達がしっかり踏み固めてきた王道ポイントをしっかり抑えたテンプレありき。要素に幾つかのプラスマイナスは当然あるにせよ、エロを抑えるのは基本。

そして話の構造は、それこそ絵本童話の如くわかりやすく丁寧に。技巧的な修辞や構成は好まれない。

……というような、偏見で作られたラノベじゃないことに素直に驚くと同時に安心しました。もちろんこんなイメージを逆手にとって逆張りという手も有るわけですけど。……にしたって、ねえ。

いやまさか、本文にイラストページ無しとか何なんでしょう。読みやすさという点では正直助かりましたけど、ラノベとしてこれで良いのか。口絵程度の挿絵は一応あったものの。

ただそれらはシーンに合わせた絵でも無いので誰が誰やら、というか多分レベルで絵とキャラを推測することに (冒頭のカラーピンナップにはちゃんとキャラ紹介的になってましたが、ピンナップは読み終わってから見る派なのです)。

読み終わってから、すっかり忘れていた表紙の女の子って誰だっけとか考えるまでも無く一人しかいない。あー、うん、なるほ、ど……。テキストからの勝手に作ってしまったイメージと、表紙絵での答え合わせって何か物凄く新鮮ですね。

画風も相まってイメージより相当幼く見えますが、よくよく見ると氏の描くキャラにしては大人目に見えるのも確かであり、となかなか合ってるとも外れてるとも言い切れないこの感じ。

こういう、予想してなかった方面での面白味があったのが一番の驚きであり収穫だったような。

内容の方はまだまだプロローグ的なネタ振りのみ、ですがそれだけに続きが気になるものでさくっと既刊全ての確保を即日決意させるだけの面白さがありました。この、先が読めるようでいて不確定要素が多すぎて読みにくくさせる配置は好みです。