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久遠の絆 -THE ORIGIN-

設定資料集のショートストーリーもようやく読み終わり。もっとこう、萌えるようなのをちょろっと期待したのですが違いました。

とりあえずさらっとまとめ。

ちょっと期待しすぎたのかリメイクだからなのか、残念なところがどうしても目に付きます。平安編と神代編については好きなネタだしボリューム的にも十分で良かったのですが、元禄編と昭和編がどうもその良さを上手く引き継いでくれていません。

単純に長短の話だけで無く、もっとこう、悲恋的な雰囲気のお話かなあと思ってただけに何のための話だったかという点で弱いというか。一応、現代編も終盤でヒロイン毎に分岐していたようですが特に明確に個別ルートと言えるほどのものは無いし。

記紀神話ネタだけなら別段珍しくも無いですが、そこから止ん事無い方面に連なるところまでネタにしたのはなかなか見られないものです。そりゃ PS 版じゃ使えないお話ですよねー、と思いますけど落とし所が勿体ないというのか、コンセプト先行でエンタテイメント的な要素まで手が回らなかったようなものを感じます。

あと何気に辛いのが、テキストの会話センスがどうも古くて、さすが 10 年前なものを感じるあたりでしょうか。さらに「どどーん」とか「ズパーン」なんて脱力感漂うオノマトペも織り交ぜられてるのも辛い。

システム的な面では、謎の五芒星をお絵かきする戦闘シーンが申し訳程度に再現というか挿入されています。スキップ不可なので面倒でも一筆書きしてやらなきゃなりません。何でこういう妙なところは原作から持ってくるんでしょう。

あと環境設定で非アクティブ動作可能にしても、キー入力やマウスクリックに反応してスキップが止まったりします。正直これはバグだと思うというか、ザウスってここまで酷いエンジンを使ってたりしなかったと思うけど何処から持ってきたんだろう。

CG はどうしても旧作使い回しと新規が一目見れば分かる程度に違いがはっきりしてます。流用は一種のファンサービスなのかもしれませんが、こうも違いがあると違和感が大きいのでもうちょっと絵を合わせるかいっそカットしてしまった方が良かったのでは。むしろ旧作のベタ移植同梱の方が有り難かったような。

  • よかったところ
    • 平安編は面白かったのですが
  • わるかったところ
    • 非アクティブでスキップ放置できないシステムが一番辛い

いわゆる和風伝奇ものとしてはある意味正統派に近いようにも思いますが、神話方面に偏り過ぎな感じもします。むしろ概ね評判が良い旧作の方に興味が出てきます。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

初回限定版特典の設定資料集を読んでみましたが、この手の特典ものにしては文字数多めです。

本編 CG (今回の追加分) をそのまま引っ張ってきた画集部分、ラフ、用語解説、復刻版らしいショートストーリー、スタッフインタビュー、といった内容。

今回のリメイクの経緯、変更点についても触れられていましたが、巷で聞く話も合わせてやっぱり原作の方が纏まっていたような雰囲気を感じます。原作やってないからそう感じるだけなのかもしれませんが、平安編で広げた風呂敷に後の時代が付いて行けてないように思うんですよね。

下手に広げすぎないままの方が結果的にはバランスが取れている、というように見えます。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

万葉エンド、トゥルーエンドとクリアしてやっとコンプ。

やっぱり平安編が一番面白かったけど、そこで蒔いたネタを上手く生かし切れなかったように思います。最後まで引っ張ったネタにしても、蓋を開けてみれば……という内容でしたし。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

万葉エンドは一旦諦めて栞エンドと沙夜エンドまで。あそこで話を纏めるならこうなってしまうんだろうけど、思ったよりも弱いなあと。やっぱり万葉の印象が強すぎるのか。

ちゃんとした万葉エンドを求めて、前半の選択肢をあれこれ変えてリプレーしたけど掠りすらしないという。余程重要な選択肢だと思うけど、実は一見無関係に見えるようなどうでもいい選択肢が原因か、丹念に1つずつ積み上げていくタイプか、どっちの可能性もあるだけに何とも難しい。

栞と沙夜先生の簡単さに比べるとちょっとこれは。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

多分、途中脱落的なバッドエンド。

ダメなんだろうなあと思いつつも、万葉寄りにしつつ栞も気に掛ける選択肢の積み重ねが原因か。多分、元禄編あたりが原因の気がする。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

2 章終わり。えーと、綱吉の時代ってまた微妙な時期を。

1 章にくらべるとあまり捻りが無いというかなるべくしてそうなったというお間抜け感が。最後の選択肢でちょっと迷いが出た気がするけど影響しちゃうんだろうか。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

2 章冒頭まで。

いきなり「母上!」とか呼びかけちゃう主人公のノリの良さに感心する。いや、こういうのを違和感と言ったらおかしいのだろうけど。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

一章終わり。当初こそ言動や擬音表現とかに怪しさのような違和感がありましたが進んでお話が面白くなってくると、そんな目立つ量でも無いので気にならないかなと。

「お真処」「お珍宝」とかの語にピー音が必要なのか、死なない方の「逝く」は本当にこの字であっているのかただの比喩表現なのか、とどうでもいいことは多少気になりますけど。

やっぱり記紀神話ネタは基本であるだけに萌えるものがありますし、そこに朝廷内の権力争いといった史実を絡めるとさらによく萌えるわけで。

にしてもこの人達、やたらと受け入れるのが早いというか理解が良すぎじゃないのかなと思うのはちょっと描写不足ってやつなのですかね。何かこう、きっかけになるようなイベントを挟むともうちょい不自然感が減ると思うのだけど。

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1 章途中、平安な回想シーン真っ只中まで。

院政とかそういえばありましたねー、な世界観でちょっと驚きましたが、うろ覚えな名前がちらほら出てくるあたり一応それなりに史実を追ってるのかな。

久遠の絆 -THE ORIGIN-

10 年やってみたかった作品って事で開始。

何処まで原作流用なのか知りませんが、ちょっと会話のセンスというか言動が古臭いかなと。正に 10 年前のギャルゲ主人公っぽいというのか。