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屍姫と羊と嗤う月

ブランド: BaseSon
花エンドと唯緒エンドでコンプ、と。花ルートは明星先輩と同じで、振ったネタを消化しきれずに終わってしまっています。想像で補うにしても説明不足や中途半端感を拭えません。決別にしろ何にしろ、もう少しはっきりしたものが欲しいというか何というか。
唯緒ルートは唯緒を中心とするお話てだけならこれでも良いのでしょうけど……設定周りで何かあるかと思ってたので拍子抜け。全体に漂う、こういう詰めの甘さがいまいちメジャーになれない理由のようにも思います。叶子ルートの鬱展開は良かったんですけどねー。
情報管制がきちんと成されていないのも問題です。雑誌情報とはいえ、下手すりゃ半分近くまでの粗筋を先行公開してしまうのはどうかと思います。十分すぎるボリュームがあるならまだしも、この分量ではあまりに不釣り合いというもの。
シナリオ配分は青山氏担当の唯緒・叶子ルートが伝記物 (風) 、前田氏担当の花・明星ルートがお気楽学園ものと丁度表裏のように分かれています。前者はキャラクタ重視、後者はお笑い重視って感じでしょうか。キャラクタ的には無口無表情担当が唯緒、鬱担当が叶子、お笑い担当が花、エロ担当が明星。
ボーカル曲は 2 曲。OP はそれほど気にならないのに ED 曲は相当に気になります。同じ人が歌っているとは思えないぐらいに。
あとはお返し CD に期待と。

屍姫と羊と嗤う月

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明星お姉さんエンド。終始起伏が無く、やっとこれから? ってところで終わってしまいました。いい人なのかそうでないのか、その曖昧さを逆手に取ったお話を期待していたのに随分と中途半端なところでお終いに。
花・明星ルートは叶子ルートとは明らかに別の人が書いてるようで、会話の掛け合いやネタの軽妙さはこちらの方が上。内容も鬱や伝奇ものとかは全く無く、完全なお気楽学園ものの雰囲気となってます。それならそれで、もう少し起承転結付けて欲しいものですが。

屍姫と羊と嗤う月

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叶子ルートのバッドエンド回収と 2 周目。バッドエンドにはさして力を入れる気がないのか即終了選択肢な感じで特に面白いのはありませんでした。
2 周目は先輩&花方面へ。やっぱり叶子ルートとは全く違う雰囲気です。そりゃ他まであの展開では流石に嫌ですし。

屍姫と羊と嗤う月

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16 時過ぎから開始して 10 時間後の翌 26 時に叶子エンドに到達しました。
はい、中盤は見事な鬱展開です。期待通り、ある意味予想以上の。雑誌でサンプル CG として掲載されていたので覚悟はしてましたけど。選択肢回避や寸止めでお茶を濁すヘタレを嘲笑うかのようにちゃんとシナリオに組み込んだのは立派です。信仰というわけでもなかろうに、どうもそうあるべきだという風潮が蔓延している気配を感じていたのでこういう意外さが嬉しく感じます。メインの題材ではなく、要素としての扱いならあんなものでしょう。
別に私は鬱や不幸展開萌えってわけではありません。だってお話の中でぐらい、ハッピーエンドが見たいじゃないですか。しかしそのハッピーエンドへの過程 (直接、間接を問わず) には鬱や不幸展開はあって良いと思います。敢えて言うなら幸と不幸、そのギャップに萌えを感じるのかもしれません。不幸を知らなければ幸福も知り得ない、なんて賢しらぶった餓鬼が言いそうな言葉も割と好きです。
シナリオ自体はだいたい途中で思った通りでした。むしろそんな単純なオチであるからこそ一応の決着が付いたのではないかと思います。