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白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

白恋の通販特典についていた SS 集 3 が付いていたのを思い出して読んでみました。

なるほど、やっぱり普通に短編という単位で読むと良いですね。ゲーム本編の方はシナリオをゲームという形に落とし込む部分でちょっと惜しかったというべきか。

他の SS集も気になってしまうけどどうしたものかな。

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

素直に攻略を見ながらあみちゃん、まゆき、なぎさ先輩、さゆりん、はつみさん、やすこ、の順でコンプ。

前にグッドエンドに辿り着けなかったあみちゃんルートはやっぱり、選択肢部分で見事にミスっていたようです。一応言い訳しておくと、個別ルート部分の選択肢はかなり曖昧で正解がわかりにくい上、一般常識で考えると誤った方を選びそうな罠もあります。それこそ ONE の罠選択肢が可愛く思えるほど。

どうやら、あみちゃん、まゆき、やすこ、は新規シナリオ組、無印からのなぎさ先輩、さゆりん、はつみさんはこの RE でアフターシナリオ追加組、となっているようです。

新規か既存かという違いはあっても全キャラ同じぐらいのボリュームだろう……と思っていたら、新規組と既存組でかなりと言って良い程の分量差があります。新規組はくっついてからちょこっとらぶらぶちゅっちゅという ED によくあるエピローグ的なものなのに対し、既存組は文字通りアフターエピソードと言える程度のちょっとしたショートシナリオ。

無印をやってないので正確にどこまでが追加なのかはわかりませんが、新規と既存で明らかに差があることだけは確かです。つまり新規組もちゅっちゅはするけど、シナリオ量が多い既存組の方がちゅっちゅの回数は多いです。

当初こそ極々普通の百合ゲーと思ってましたが、予想外にドシリアスな医療ものになったりありがちな伏線を張ってみたりファンタジーっぽくなったり忘れた頃に百合ったりバッドエンドでは極端に飛んだり、なかなか見られないごった煮振りです。怪作と呼んでも良い。

このごった煮感は、本来個別シナリオに入れるべきネタや伏線まで共通ルートに入れてしまっていることから生じているものに見えます。個々のお話は面白いし悪くないのに、ゲームとして繋ぎ合わせたときに失敗した編集ミス的なものを感じます。

共通ルートは新人看護師の成長物語的な趣で進み、看護という職業、医療の現場という普段あまり接することがない世界を垣間見ることができ、その意味では面白いのですが主人公自身を読み手同様の素人同然に設定してしまうのは些か無茶があったようにも思います。見てる分には面白くても、いざ患者の立場になったと考えたらちょっと……。

工画堂だし表声優だし、特に性的なネタは期待できないだろうなーと思ってましたが全く無いと言うほどでも無かったのはちょっと意外でした。もちろん直截なものは一切ありませんし、グッドエンドだってちゅっちゅ止まりなのですけども。

百合な要素は殆どが終盤というか個別ルート……のさらに ED にしか無いのが不満というか物足りませんが、それを補う程度にはちゅっちゅしてるのは素晴らしいと思います。この雰囲気が全体に散らばってるものを想像してたんですよね。ここは要注意だと思います。

あと前提条件なのかよくわかりませんが、この作品世界では女の子同士の恋愛が物凄くノーマルなものとされていて、その部分に関する突っ込みや冷やかしと言った弄り、背徳感的な描写は皆無です。百合ゲーなんだからこの方が良いという判断でしょうかね。

システムは ADV 系 PC ゲーのシステムとしては酷いの一言。選択肢ジャンプすると未読部分も飛ぶのはコンシューマ系の文化なんでしょうかね。しかも PSP の素材使い回しなのか、テキストウィンドウが大きくてフォントも大きめです。あと設定画面にフルスクリーン切替は無いので、ALT+ENTER で切り替える必要があります。

  • よかったところ
    • 各シナリオ最後の最後でらぶらぶちゅっちゅでした
  • わるかったところ
    • 選択肢が異常に難解

新規組と既存組の分量の違いは残念ですが、ただの百合ゲーと思ったらそうじゃなかった、と思ったらやっぱり最後は百合ゲーだった、というなかなか楽しませてくれる作品でした。

あ、もちろん普通に百合成分を補給する意味でも楽しめるかと思います。

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

まゆきちゃんエンド……?

やっぱり、この何も解決しないし何も盛り上がらない燻った感じは最後に燃え上がるのを期待しろってことなのかなあ。不完全燃焼にも程がある。

とさすがにここまで来たら違和感があるのでネタバレの無さそうなエロ助感想をチラ見してみたら、どうも 1 キャラに複数エンドがあるおは確定のようで。てことは外れエンドだけを引いてきたってことか。

でもこれ選択肢の数が割と多いし、選択肢スキップすると未読部分もスキップするステキ仕様のようだからリプレイが割と辛いんですよね。

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

一周目はあみちゃんエンド……だと思うのだけど、思いっきり振られてるような。

途中からやり直した二周目は主任さんエンドだけども、今度は酷い投げっぷりでこれまた何の話にもなってないと。

どっちも外れエンドのような気がしてならないけど、スタッフロールが流れないエンドもあるから多分これでいいのだと思うけど、内容的にいまいち自信が無い。そもそも、ちっとも百合百合してないよね?

前半は前振り、最後まで進めたら別物になるパターンなのかなあ。

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

久々に再開。

もっとこう、ゆるゆるっとしてゆりゆりっとしてるのを想像していたので、新人ナースの成長物語っぽいノリがあるとは思いませんでした。しかもギャグっぽい扱いじゃ無く、いつでもシリアス路線に行けるノリとか。

それだけならともかく、謎の能力だか過去の事故だとか謎の声だとか怪しい風体の男だとか、忘れた頃になってたまに百合っぽい雰囲気だとか、正直ここまで先が読めないのはある意味新鮮というかどんな話になるのかすら予想しにくい。

医療系のネタとか用語については簡単な用語解説もあるということで勉強になるのはいいのだけど時折、主人公まで一般人レベルの知識量じゃないのかっていう描写はさすがに不安を覚えるのですが。

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

Karte 2.23 まで。

てっきりナースのゆりゆりんゲーかと思ってたのに、医療機関豆知識ゲーでした。看護師さんの大変な仕事ぶりがよく伝わりますね。

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy

2 日目朝まで。

なるほど、PSP 向けのを何のリファインも無くそのまま流用した感じがよく分かる作りです。

今時の ADV ならほぼ備えているだろう設定項目である、テキストスピードやボイスカットオフとかありません。あるのはボリュームとか音声個別設定とかスキップ設定とか。

せめて、フォントの大きさぐらいは解像度の高い PC 向けに調整して欲しいものです。

面白くなるのかは全く分かりませんが、末尾に「の」が付く過剰な女の子言葉がかえって不自然に感じるのはえろげのやり過ぎなんだろうか。