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恋と選挙とチョコレート

未散エンド、衣更エンドでコンプ。

未散はえろげじゃたまに見かけるお話、いわゆる定番どころ。話を大きくし過ぎてるようにも感じるものの (そもそもの設定からして色々と外れてるけど) 千里のことも綺麗に片付けてるし、有りかなと。

衣更は意外にも、一番「選挙」という意味では面白いものでした。他ルートでは話が進むにつれて、選挙の扱いがオマケや舞台背景的で軽く見えていましたがこちらはちゃんと選挙そのものを絡めたお話。何が何でも選挙を絡めようとしてもまた難しくなるので、1 シナリオだけに限定したというのは理解の範疇です。

以下、全体的な感想で。微妙にネタバレあるかもしれません。

選挙とか政権交代とか、ある意味で時事ネタっぽくもありますけど基本的には選挙活動中に女の子とちゅっちゅするお話です。ならばそのちゅっちゅの内容がお話にもなるわけですが、ここは下手な背伸びも無理もせず、無難に抑えるべきところを抑えてます。

無難というと平々凡々のフォーマット通りの作品にも聞こえますが、案外そのフォーマット通りに作ってきちんと纏めるというのは難しいものです。お決まりのネタというのはアラやゴミが残らないよう、磨きを重ねてやっと本来の輝きが出るのですから。

特筆すべき点としては、千里という幼馴染みの存在を全編通じて置いているところに好感が持てます。その重さに多少の揺れはあっても、ちゃんと千里を振るという儀式を全てのシナリオで描いているのは非常に良い。

設定面でやけに無茶してるように感じますが、スケールを大きくした方が風呂敷も大きくできるという考えもありますし、ギリギリで許容範囲内と。ただせめて、もう少し突き詰めた説明とか背景とか有った方が超展開的な印象が薄れる気がします。

全ルート見ないと開放されない Extra 、いわゆるオマケモードですが、やけに変な仕様です。CG モードの差分サムネイル表示はまだわかりますけど、BGM モードで曲名表記一切無し、しかもボーカル曲は OP/ED 含めて一つも聞けない、ムービーを見ることもできない。セレンだから、といわれたら納得せざるを得ないですがもう少しサービス精神が欲しいです。

システムはやはり Director のようですが、必要最低限で揃っているというところですね。特に大きな不満はないですが、タイトル画面に戻る度に字幕から表示されるのはカットして欲しいところ。あとスキップ時はアイキャッチも高速で飛ばして欲しいです。

  • よかったところ
    • 物を言う幼馴染みは可愛いですね
  • わるかったところ
    • 学園の設定が色々大きい割に、説明が少ないのでわかりにくいところが

ビッグウェーブとか散々ネタにしましたが、思いの外面白かったというところです。大きく抜きんでているとまでは言えないので、無難に及第点を取ったかなという感じ。

ところで、5 本買って集めたキャラソン入れてもボーカル曲が足りないと思うんですがやっぱりサントラ待ちですか?

恋と選挙とチョコレート

千里エンド、皐月エンド、美冬エンドまで。

千里のチョコ云々は大きく予想を外すことは無かったものの、千里のデレが予想以上に反則っぽい感じに。はいはい、こういうお約束な態度豹変は好きですよ。無難に良いお話でしたということで。

千里ルートでの言動や内容を鑑みるに、皐月ルートはきっと血を見るようなものが……とちょっぴり期待していたものの、姉妹丼はもちろん修羅場さえもない平和なものでした。可愛い一面のあるクールビューティ、てのも記号的にはお決まりだけどもうちょっと何か欲しいところ。あと皐月はイベント CG でやたらと顔が変わるというのか、不安定な印象があります。

美冬ルートは、千里の親友なんだし今度こそと思ってたらやっとという感じですね。これこれ、こういう展開が欲しかった。あそこまで言わせたんだからこういう展開はちゃんと無いと。物言わず自ら身を引く幼馴染みなんかより、きちんと物を言う幼馴染みですよ。中盤の展開についてはちょっと主人公の性格が変わってるような、やけにアグレッシブすぎないかという感じがしてアレでしたが。

今のところは無難に要所を押さえている、文字通り無難な作品だと思います。気になる点としては、選挙の結果に関する部分がちょっとおざなりすぎないかなと。ただの舞台背景と切って捨てるのではなく、最後まで使い切ってあげないと心残るお話にはならないんじゃないのかなと。

恋と選挙とチョコレート

ビッグウェーブということで開始。千里ルートなのかどうか怪しいのでわかりませんが、予想以上に千里が絡んでデレてきて、体験版での残念さを拭い去った感があります。

明確な目的や具体性を帯びて動き出し始めると面白くなるタイプの作品なのかなと。突っ込みたいところは相変わらずですけど、それでも動き出すとやはり受ける印象は変わります。このタイプで序盤だけ切り出した体験版じゃちょっと不利に見えるのも仕方ないか。

恋と選挙とチョコレート 体験版

終了。最後に OP ムービーが流れて、終わったらダイアログが出て終了してしまうのは驚きました。どういう作りですかこれ。

念のため選択肢違いも回収してみましたが、やはり立候補する動機を適当なままにしているのは意図的なものですよね。共感を得にくいというか全く得られない導入部というのは結構辛いものがありますが、過程や周囲とのやり取りで徐々に得ていくというプレーヤ目線のシナリオなのでしょう。多分。

やけに現実的、いやダークな部分を殊更にチラ見せしているのは、そういうのを踏まえたシナリオですよってことをアピールしてるのですかね。シナリオのアクセント的に使うと、中途半端になりやすいので危ういネタだと思うんだけど。

全体的にしょっぱく感じるのは、演出や音楽、システムと言った付加的な部分で特に真新しさがないばかりか、やや大人しい普通レベルに留まっているところですね。特に演出面、今や中堅ブランドに限らなくても立ち絵パターンの多さや動きに凝るところが増えている中、このパターンの乏しさはちょっと勿体ない。

恋と選挙とチョコレート 体験版

せっかく貰ったんだしということで、軽く序盤だけ。

どうやらシステム含めての体験版のようで、Director で組まれているようです。そのせいかフルスクリーン切替は機能無効。

声とイメージのギャップでちょっと戸惑っていますが、概ね慣れの問題かなと。立ち絵のパターンが少なく、表情差分頼りなのは体験版仕様なのか製品版も同様なのかは気になるところ。