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私立アキハバラ学園

ブランド: FrontWing
回想を全て回収してコンプ。
これは恋愛ものではなくネタゲーです。脇役の漫才トリオとの掛け合い等を楽しんだら勝ち。本作のテーマと思われる、オタクやアキバをバックグラウンドとした恋愛ものというには各キャラのシナリオが平凡でありがち止まりです。
シナリオ構成は共通ルート、キャラ分岐、個別キャラルートの 3 部立て。回想数は 1 キャラあたり 5 ~ 8 、ただし最後の H だけは CG 同じでテキストのみが違う 2 種類に分岐します。この分岐は最後の選択肢で分岐するという親切なものではなく、それまでの選択履歴が一応反映されるので上手く調整しない限りは最初の方からやり直す事になり少々手間取ります。
基本パターンは「途中から乳繰り合ってちょっと決別してやっぱりくっついて最後に 1 回」。1 プレーあたり 2 ~ 3 時間という分量の中で H シーンが実質 4 ~ 7 回もあり、普通なイベントが皆無に近いため内容的には薄く感じられます。従来のとは逆ネタの琴未とかもう少し引っ張れそうな感じなのですが。小イベントといった断片的な短編は非常に上手いのに、それらを繋げて構成する長編となる途端に普通になってしまうのが惜しいところ。
声は全キャラフルボイス。脇役のかなえ以外は力量・雰囲気共に見事に嵌っています。文とネコミミの中の人は特に素晴らしい。
特に明記されていない DVD 版と CD 版の差異は 600 MB 増しの高音質版音声ファイルの有無かと。声で楽しむ面を考えると DVD 版の方がお得です。
絵買い半分、ライター買い半分な本作でしたが価格と期待分は十分に楽しめました。アキバへ行った事の無い私でさえ楽しめるネタの選択と掛け合いさえ合えばその部分だけは楽しめます。オタクというとすぐに思い浮かぶ、巨大リュックとバンダナとビームサーベルとケミカルウォッシュに彩られたステレオタイプが前面に出てこないのも良いとこです (背景画の中にはいますが立ちキャラとしてそういうのはいません) 。

私立アキハバラ学園

ブランド: FrontWing
シンシアとなみ先生エンド。シンシアは立ちキャラとイベント CG で顔違いすぎ。
これで一通りクリアなのであとは未見イベント回収。これって分岐するほど複雑な構成には見えないのに何故か取り逃し回想がありますので。

私立アキハバラ学園

ブランド: FrontWing
琴未、麻里子、文の順にエンド。
オタクに恋愛という高度な精神活動が可能なのかということを痛烈に皮肉った作品ではありません。ただただ、全編通じてオタクへの愛が痛いほどに溢れています。論うにしろ肯定するにしろ、これだけネタにできるのは愛あってこそ。ただしこれらは舞台設定の背景的なもので、シナリオに深く絡むんだりギャグにならない痛いオタク描写とかは今のところありませんし多分これからも無いでしょう。
事実上のキャラ選択に過ぎないマップ移動画面はルート確定まで、選択肢も少なめで一周あたり 3 時間ほどでさくさく快適に進み、短く手堅く纏められてる印象です。

私立アキハバラ学園

ブランド: FrontWing
噂には聞いてましたがこれは凄い。身につまされる痛さからくる笑いが傷口を塩付きで抉ります。自虐ネタとか同族嫌悪とかやらせたら本当にオタは上手いと改めて実感しました。ギャグというオブラートで皮肉さを和らげていたり逆に強調したりの巧みさも上手いの一言に尽きます。
序盤が終わるとあとは小イベントとマップ移動 (一日一回) の繰り返し。オタが全てのネタの根本にあるので小イベントも飽きないというかネタがありすぎるというか。