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鬼うた。

小春、姫歌、綾子の順でエンドを見てコンプ。あれ、こんだけ? いやメインヒロインは 3 人だから何も間違っちゃいないんですが暦が完全にスルーされてるような。ちょっとは良い感じになって、嫉妬を掻き立てる良きサブキャラかと思ってたのに全く絡んできませんが。

当初から嫉妬だとか依存だとかヤンデレゲーだとか公言してましたし、自称ジャンルは「依存少女達による嫉妬・修羅場 AVG」だし、タイトルロゴには「Devotion of her who begins to go mad.」とかあるし、狂っているのはある意味期待通りな筈です。しかし、ベクトルの指す向きがほんのちょこっとずれていたらしく、依存や嫉妬といった言葉から想起される修羅場的な要素は皆無と言わないまでも非常に少ないです。

それを補うかのように、いやむしろ本題と言うべきかのか、お話の狂気ぶりや超展開さは期待通り……なのかは正直何とも。少なくとも嫌いじゃありませんし、ほぼ回避不能なアレなイベントも意味は一応ありましたし。ただどちらかというと私は、妬み嫉みから燃え上がる依存と愛情が好きなわけで。

ヤンデレは愛があってこそ。そもそも恋愛感情そのものが精神の変調という病と思えば、そこに狂気があって然るべきです。その点、確かにハル姉は愛に溢れていたのですが……、うーん、惜しむらくはメガネか。巫女装束とかは前半で堪能し尽くせってことなのかもしれませんけど、寸止めでお預け喰らって引き延ばされたと思ったらメガネってのはちょっと残念なのです。別にメガネが嫌いとは言いませんが、無くたって良いじゃないですか。

前半約 30 日目までは共通ルートで幾つかの選択肢で個別イベントが多少ある程度でノリはほぼ普通の学園ゲーのそれ。個別ルート確定後から一気に急展開、ギャップを楽しむにしても両極端と言うほどにアレとかソレな感じに、というのが基本構成。後半のボリュームが決して多いとは言えず (感覚的には全体の半々よりもちょっと短い、てぐらいか) 、ヒロイン 3 人のみなので全体としてはコンパクトな印象を受けます。変にあれこれ装飾するのも、とは言ってもあと 2 つ 3 つぐらいの分岐ルートはあっても良かったと思うのですが。

ヤンデレっつーかヤンだけというか、病んでるというか、デレってどの辺だっけ? と言う気もしなくもないです。最低限、鬱エンドとか狂気とか超展開とかを笑顔で受け入れる寛容さが必要なはず。あと流血量が予想外に多すぎなのにも耐性が必要か。巷の安易なヤンデレを反省させるべく、血の流れない方向で責めるのかと勝手に先入観抱いてただけですけども。

じゃあ何を求めるか、でいうと Rita ゲー……かなあ。元々それほど出演作の多くない理多がメインヒロインな上にボーカル曲 3 曲も歌うって時点でそんな感じですが。

よかったところ
病んだ作品という意味では面白かったです
わるかったところ
もっとストレートに、嫉妬修羅場で空鍋かき混ぜたり糸の切れた糸電話に話しかけたりしても良かったと思うんですよ

ちょいと私の求める方向とは違ってしまいましたけど、一途に病んだ姿が好きならそこそこ楽しめるかなと。あ、姫歌は普通に良いお話でどの辺が病んでるのか微妙と言えなくもない。

少なくともお姉ちゃんゲーではないことと、「あの」130cm の作品だということを考えれば自ずと言わんとすることはわかる、かも。130cm は毒を仕込むのが好きですもんね。

鬼うた。

ブランド: 130cm

24 日目まで。噂では色々と凄いらしいのに、やけに普通のような……。唐突にバッドエンドとかそう言う話なのかもしれませんが。

まあハル姉一筋で進めてみますか。

鬼うた。~鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた~ 体験版

ブランド: 130cm
6 月の期待作。特に強調も何もしてないのでてっきりまたいつもの SVGA かと思ったら、1280*720 だったんですね。ワイドサイズということでゲームエンジンの RealLive も拡大縮小を含めた解像度変更に対応してるようです。UAC の昇格ダイアログが出るのは相変わらずですが。
愚姉が期待通りに愚姉でなかなか良い感じです。依存と嫉妬はまあ確認できた、となると後は修羅場とヤンデレですが基本はラブコメっぽいこの雰囲気だと何処まで食い込むのか、そもそも無いのかどっちなんだろう。
キャラは本当に緑の黒髪、ハイライトも無しという徹底振りが素晴らしい。色彩のバランス取りにくいだろうによくやるもんです。ただ何故か、今回は背景をけちったのか仮なのかえらくまた残念な感じに。カノギとかだと普通だったのに。