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eden*

PLUS の方も終わり。冒頭と最後だけもう一度やり直してみて、シオンかわいいよシオンを痛感してコンプ、と。

内容はとうに出ている情報から容易に想像可能な通り、籠の中の鳥を見つけたらもうすることは一つだよねー、という。その一方で、逃げた先でどうこうっていう血湧き肉躍る展開は大胆にカットして、ひたすらシオンとの生活と終幕へのネタ振りを中心としてます。

ついでに世界観の設定周りの詳細な話とかも無く、よくわからんけどとにかく世界が終わるという状況の受け入れからまず始まるというところがある意味、第一関門な気がします。ちと古い作品ですが「終末の過ごし方」も確か細かい話はなかったんでしたっけ。多分、それと似たような感じかと。

プレー時間は本編のみ、音声をほぼきちんと聞く状態で 10 時間程ですから一本道としては妥当かと思います。最初から終幕の答えは出ている上に登場人物は限られている、下手にこれ以上引き延ばしても間延びするだけですし。

色々と描いて欲しかったもちろんシーンはありますが、思い浮かぶもの全てを描くのではなく、むしろそこから削って何を残すかにこそ、ライターのセンスと真価が込められているのだと思うのです。

私は余程アレなものでない限りは基本的に出されたものはそのまま美味しく食べるのが信条ということもあり、あるがままで美味しく頂けました。

ただ今回はお値段控えめ、しかも 18 禁部分をアペンドディスクで提供するという販売形態からして、何かこう実験作的な印象が少しします。ちょっと別な言い方をすれば挑戦作、なのでしょうけど。

選択肢なんて勿論無し、主人公含めて全編フルボイスで、側面に過ぎなかった「物語メディア」という一面を遂に前面に持ってきました。演出含めて映画的というのは元から意識してたようですが、単に映画的とか言うなら余程 ef の方が当てはまります。

しかし ef での手法はあまりにコストが掛かる、だからこそ eden* では立ち絵と背景の組み合わせという既存のフォーマットを踏襲し活用しつつ映画的な演出をどこまでできるか、平たくいえばより現実的なコストで何処まで追求できるかという実験と挑戦を試みた、のかなあと。さすがに本編を全年齢向けというところまでやるとは驚きましたが。

PLUS+MOSAIC は本編に対する流血表現の追加と、あとはオマケ的な感じの追加シーンということで。シオン以外は if な雰囲気で本当にオマケさんですねっなところが哀しいですが。

回想 4 つ追加だけで約 2k は高いんじゃあと思ってしまいそうですが、イベント CG だけでなく背景や音楽含めて追加されていて、相応にコストは掛かってるようで。まあ事実はどうあれこう分割されてしまうとちょっと高く感じてしまうのは致し方のないところか。

声に関しては、よく似た人を起用ということでお察し下さいかと思って察してみたんですが違和感は多分それほど無い……ようなそうでもないような。

よかったところ
ストレートでわかりやすいお話って大切ですよね
わるかったところ
入浴シーンまで削る必要があったのか、冷静な議論が求められると思うんだ

また ef みたいに補完的なドラマ CD とか出るんですかね。まず、冬コミにはサントラを出して欲しいものですが。

eden*

minori

PLUS+MOSAIC もインストして開始、10 時間ばかりで一周終わり。男らしく選択肢無しで、ef で進んだ映画的な感じがますます鮮明になりましたね。

テーマはもう、OP ムービーやら歌詞やらで示唆されていた通りで。しかもこの種のネタならある意味お約束的なイベントをも大胆に削って、よりシオンとの対峙に重きを置いたような感じがします。最初っから終幕が見えているからか胃がきりきりと痛くなるようなことは無く、最後に一体何を残すのか、また何が残るのか、といったところで上手く引っ張られた感があります。

PLUS の方はシオンのだけ見終わり。そこらのファンディスクとかオマケとかのように、ただ H シーンだけ追加ってわけじゃなく、きちんと前後のエピソードまで描く丁寧さは期待通り。これならそのまま、本編にマージしてしまっても違和感無さそうだと思うのですが。

何て言うかですね、minori 作品の主人公ってスペック高すぎというか強すぎる気がします。ED 後的な意味で。

eden* 体験版

6 回ぐらいダウンロードに失敗してくれましたが何とかプレーできるように。

普通にやっても 1 時間程度、シオンが出てくるまでという実に丁度良い顔見せ的体験版でした。

今の minori 作品で注目すべきはその演出、ef では病的なまでの枚数のイベント CG で補うという力業をやりましたが流石に今回は立ち絵と背景を組み合わせるというスタンダードな手法を織り交ぜています。それでも、かなり差分に枚数を割いてますが。

今回、立ち絵と背景をただ組み合わせた場合に生じる (イベント CG との) 違和感の解決法として、光源を意識した効果を入れるという手を使ってるようです。

背景との一体感を意識した立ち絵というのは ef でもやってましたし、遡れば腐り姫でもありましたが、専用ではなく汎用の立ち絵を使うことでコストを抑えて、それでいてイベント CG 同様に背景に溶け込ませられる、というところが狙いであり目標、と思って良いんですかね。

ご丁寧にも、この効果を外した比較版もプレーできたりします。効果が無くてもそこそこ見栄えは良いと思ったりしますが、終わったあとにまた通常版をやってみることで、背景に立ち絵を重ねたシーンが「イベント CG のように見える」かどうかがわかりやすいんじゃないかと。

ただちょっと、縁取りしてるようでかえって不自然に見えなくもないようにも、というのが難しいところか。