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ef – the latter tale.

ef – the latter tale. [minori] 落ち着いたので簡単に。
わざわざ前後編に分けて発売という手間と反感をかけた壮大なお話、という触れ込みだった前編が要約するとネタ振り編で評価不能だったので期待半分不安半分で迎えた完結編。いや期待通りな OP ムービーのお陰で本当は 8 割方期待でしたけどねっ。
前編では出番の殆ど無かったキャラ、千尋とミズキの 3 章、4 章を主軸に、優子のお話を絡めた構成なので 30 時間は優に超えるボリュームです。前編に比べると倍近いんじゃないかと。
3 章は既にアニメでネタバレ済みという過去に例を見ない状態なんで、まさか忠実になぞるなんてつまんないことやんないよねという期待にも応えてくれてます。構成も含めてお見事。
そして圧巻と呼ぶに相応しい 4 章、あのミズキの言葉が ef の全てというぐらいに強く響いたシーンでした。ef は minori’s 4th challenge about "will"、will ――意志のお話。そんなたった一言を、遠大に、壮大に、そしてシンプルなミズキの言葉で締めてくれました。
ジャンルはインタラクティブノベルということになってはいますが、文字通りよく動く紙芝居。しかし小手先の演出で派手さを装うのではなく、挿絵が常にあり、かつ動きを感じさせる、静と動のバランスを取ったものです。
というのもほぼ全てに近いシーンが 1 枚絵、イベント CG で構成されてます。腕時計で時刻を確認する、そんなテキストで書けば 1 行、数にしても 2 つ 3 つあればいい方だろうという何気ないシーンにまでちゃんと腕時計のあるイベント CG を使うという贅沢ぶり。さらに言えば、背景さえもイベント CG として数えるに相応しい数と高いクオリティを誇っています。特に、背景にキャラを入れた絵の自然な融和ぶりは美術監督にゆうろ氏を迎えただけのことはあります。えろげで建物の立体感、遠近感をちゃんと感じられる背景なんてそうそうお目にかかれません。
ノベルだと余計にその存在感が大きくなる音楽、こちらも勿論期待通りどころか期待を予想より遙かに越えたものでした。恐らくアニメの方からも使い回してるようですが、違和感などある訳もなく、見事な華を添えてくれました。お願いですから全曲収録したサントラをとっとと出して下さい。どうせ夏コミ合わせでしょうけど。

よかったところ
minori らしく、高い完成度で期待に応えてくれました
わるかったところ
悪いって程でもないですが、分けずに 40 時間を超える大作として出しても良かったのにと

ささやかな悪意の下で張られているコピペの通り、用いられた記号だけ見れば実に陳腐なものです。使い古されたネタです。スイーツ (笑) も臍で茶を沸かすってなもんです。だからこそ、いやこれも御多分に漏れずってやつなんでしょうけども、見事な演出とアレンジと構成でお話を紡いだことが素晴らしく、そして面白かったと。ただそれだけです。
いつもの通り、信者乙という言葉は最大の賛辞です。

ef – the latter tale.

ef – the latter tale. [minori]

「幸せなんて作り物で、絵空事で、偽物です」
「だから」
「大切にしましょう」

続きから再開して 1 時間程で終了。すっかり存在を忘れていたバッド直行やっつけ選択肢も潰してコンプ。ずっとまとわりついていたのに言葉にできなかった違和感の正体はあれでしたか、なるほど。
前作から引っ張ってきた最終章、確かに「おとぎばなし」ではあるのですけど引っ張ってきただけのことはあるかなと。ていうか色んなところに伏線というかネタバレが散りばめられてたんですね。
土曜午後から寝る間もできるだけ惜しんでプレーしたので 30 時間程度ってとこでしょうか。途中途中、何度か中断してたのでタイトル画面の変遷に気付けたのは密かにお得だったのか。

ef – the latter tale.

ef – the latter tale. [minori] 例によって一本道なので、全体のどのあたりまで進んだのやら。とりあえずは核心の一人、夕シナリオらしいのですが、この区切りに意味なんてないようなものですし。
色々と匂わす記号はありましたけど、ファンダメンタリストたちが反応するような、要はまたネタにされやすい要素も入れてくるとは。まあ「おとぎばなし」ってやつはその過程においては色々と残酷なものではありますが。

ef – the latter tale.

ブランド: minori
3 章開始。本編に先行してアニメでシナリオが使われ、既に終わりを含めた粗筋を一通り知っているという奇妙な状態だけにどう見せるのかと思いましたが。いやそこまで意識したかは謎ですが、ある意味同じ視点で見る形なのでこれはこれで有りか。
にしても BGM が何とも心地良い。サントラってまだなんでしたっけ。
環境依存かもしれませんが、管理者権限を持つよう昇格しておかないと起動と同時にノイズが流れます。最初は映写機の音を意識した演出かなとか思いましたがどう聞いてもただのノイズでした。