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PP ピアニッシモ 操リ人形ノ輪舞

ブランド: InnocentGrey
祖父地図特典のショートシナリオ、「M-17」クリア。フルボイスで書き下ろしの CG はありますが、下手すりゃ 10 分もしないで終わる文字通りのショートシナリオでした。
あと、どうやら雑誌添付の体験版もオリジナルストーリーらしいのですが今更過ぎてどうしたものかと。

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ブランド: InnocentGrey
今更ですけど、サブタイトルのまんまですねこれ。実に的確。あとプロローグの伏線も CG 見直すまで完全に忘れちゃってました。人間の注意力と記憶力なんてこんなものですか。
ジャンルとしてこれをミステリーと呼ぶべきか否かは前作に続いてやっぱり微妙。20 歩ぐらい譲ってサスペンスですか。それも安っぽい目の。殺人の濡れ衣を着せられたと思ったら、さあ我こそは怪しくいかがわしい組織ですよと全身でアピールする連中が近付いて匿われたりするあたりには目を瞑りましょう。暫くして目を開ければちょこっと意外な――ある意味、反則的な――展開に。お約束を真っ向から否定する、なかなかチャレンジャーなネタでそれだけでも注目に値する気がするのですが、どうも市井の評判は低空飛行のようです。総じて評するか部分点に拘って評するかの違いなのでしょうけれども。
確かにお話しとしては少々オチも押しも弱かったのは否めません。相変わらず主人公活躍しませんし。お尋ね者とはいえ、ここまで能動的に行動しない主人公てのも珍しいです。予定調和の名の下に進んで終わるという言葉がしっくり来るシナリオ展開は再考の余地有りでしょう。
しかし、あの反則ネタと、それを為したキャラの腹黒さ――いや、不遜なまでの計算高さは高く評価したい。嫉妬や愛情の裏返しといった感情的なものではなく、思い通りに事を進めるために利用する冷酷さを、全ての真相が暴かれるネタバレルートまで匂わせつつも絶妙に伏せていたのは見事。エロゲ批評空間の感想で悪魔呼ばわりされるだけの事はあります。
舞台としては昭和初期、戦前てことになってますがどう見ても戦前の人間じゃないだろ君ら的なのはお約束。昭和と聞いてまず思い浮かべるのは淀んだ退廃的な空気なのですが、あまりそういうのは無さげです。悪くはないのだけど雰囲気ゲと呼ぶには弱い。
CG は simo 氏が関わっていた前作と比べるとやはり多少見劣りしてしまいます。一歩抜きんでていたのが一歩下がって普通レベルになってしまいました。それでも水準以上ではあるのですが。
音楽は無駄に力入れてます。BGM 、ボーカル曲含め名曲揃いで、LittleWing 好きならサントラの為に 1 本買うのも有りかと。

よかったところ
冷酷に腹黒いキャラっていうのが琴線触れました。あとは容赦なくキャラが死んでいくあたりですか。
わるかったところ
「やれやれ」と「五月蠅ぇ」が口癖の主人公とラストシナリオの呆気なさ、あとメインのシナリオがもう少し頑張ってくれればさらに面白くなっていたでしょう。

シナリオライターの過去の担当作を見たときには正直、吊りたくなりましたが冷酷腹黒キャラのお陰で持ち直しました。

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貴方の大切な人を死に至らしめた私を。貴方は赦してくれますか――?

弱さを認めてこそ、人は強くなれるそうですので、素直に弱さを認めて攻略頼って美華夏エンド。なるほど、途中までは別キャラのシナリオへ行くような選択しないとダメなんですねーってわかるかこんなの。
美華夏で第一幕終了って感じらしく、漸く全ての真実ネタバレルート。まさかここまできて、こんな意外なオチで驚くことになるとは。しかも極上の腹黒キャラときたもんです。もう黒いなんてものじゃなく真っ黒い。色々と好きな腹黒キャラはいますが、その黒さをおくびも出さずにここまで引っ張って来たことが素晴らしい。完全に掌で踊っていただけというこの無力感とかもう最高です。
途中で意外な加点が入れば、ラストのルートにも期待するのが人間というもの。今度はどう驚かせてくれるのかと胸を躍らせるのは当然です。
が、方向性は良いとしてもあまりにこれは肩透かし。最後の最後なのに、あまりに酷い。今まで散々使い回した展開で片付けちゃっても良かっただろうに、それを敢えてしなかったのは相応の意味があるのでしょう。しかしそれを汲めというのはやや描写不足。最後ぐらい、主人公が活躍するって言う手もあっただろうに。

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最初から数度やり直してもやっぱり進まないのは根本的に何かが間違っているのでしょう。
しかし本作で分岐に影響を与える選択肢はそう多くはありません。となると、目当てでないキャラでは否定的選択を重ねるという消去法的なやり方がきっと良くないのでしょう。ギャルゲっつうかえろげじゃ割と一般的な選択ポリシーかと思っていたのですけど。

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初めからやり直してもやっぱり殺されエンド。なので今度は素直に選択肢を選んでいく方針で。

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詰まったときは最初から。の原則に従って最初からやり直し。
時間差で作用する選択肢ってやっぱり苦手です。

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選択肢を変えてみたりはしてるもののバッドエンドぐらいにしか辿り着けません。スキップで流さなければならないシーンが多いのでせめて再開のポイントぐらいは掴みたいのですが。

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千花エンド。これも途中退場エンドですね。

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やり直して柚芭エンド。今時の流行からはやや外れた妹シナリオですね。バッドエンドの方と対になってると思えばこんなのも有りかと。
にしても終盤の展開に関してはほぼ同一で変化無し。となると徐々に伏線回収とネタ振りってタイプではなく、最後のシナリオで全部やっちゃおうという割とチャレンジャーな構成になりそうです。

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途中の山場、狙いまくった演出とはいえさすがにあれは予想外でシベリア超特急のどんでん返し並み (喩えとして適切か甚だ疑問なのはさておき) でついに化けたかと期待しちゃいました。が、その後の主人公の無気力ぶりを見るに前作同様か以下並みに活躍しないんだろうなというのがありありと実感できてしまったので多分、終わった後の感想も前作と同じになる気がします。
まずは久遠エンド。最初はネタ振りってことで、何じゃそらな急展開なのは仕方ないのでしょう。中の人、井村屋ほのかの透明感ある声が印象的でした。天いなの須磨寺雪緒の中の人だったんですねー。この手の声質では一際澄んでいて特徴的なのに、いまいち台詞数に恵まれないというか出演作が少ないのが実に残念です。久遠は後々でも絡んできそうなので、ちょい得した気分。
次は璃宝エンド。思いっきり放り投げエンド。
ちょっと再開位置を遡って三周目は柚芭のバッドエンド。ああそうか、妹にはちょっと手厳しいブランドなんでしたっけか。まあ妹はキモウトでこそ萌える私には通用しませんが。